わたしは
息子が障害を
負ってすぐ
コミュニケーションが
取れなくなり
無秩序に
生きているように
見えた息子が
歯で剥くことに
夢中になったとき
周りが
常識的なことを言い
反対をしても
とことん
させた
次に
ビデオデッキや
パソコンで遊び始めたときも
テレビゲームに
一日中
夢中になったときも
周りはいつも
辞めさせるように
反対をしたが
わたしは
彼が人間が
自発的にすることほど
大切なものはない
と思っていたので
とことん
させた
中学生になると
息子は
学校の帰りに毎日
コンビニに行きたいと言い
毎日
コーラを欲しがった
わたしは
常識的には
コーラは体に害があり
虫歯になるからと
戸惑ったが
息子が
欲しいという気持ちを
大切にし
買い続けた
そして
高校生になり
そして
夏休みなどは
毎日のように
お寿司やラーメンを
食べたい
と言うようになり
わたしは
最初は
毎日同じ物を食べるなんて
と戸惑ったが
息子が
常識に収まらない
子どもであることは
わかっていたので
可能な限り
息子の気持ちを
尊重し続けた
