そして
入学して
すぐに
養護学校卒業後の
進路説明会が
あった
養護学校の進路先は
専門学校
一般企業の障害者枠
作業所
などが主で
息子もこのままなら
作業所に
就職する可能性が
高かった
でもわたしは
その選択肢のなかに
息子の就職先は
ないと思った
もちろん
息子が喜んで行く
作業所があるなら
応援をするが
でも
息子にはもっと
無限の可能性を発揮する
場所があると
思った
だから
個人面談で
担任の先生に
素直にそう話した
すると先生は
「時間的にも
それを学校が主体となって
見つけることは
難しいが
お母さんが
探すというなら
もちろん喜んで協力します」
と言ってくださり
わたしは
小さい頃からの
働きかけや観察を
時おり
涙を流しながら
話した
そして
「息子が何が好きかを
引き続き
観察をしていきたいので
学校での息子の様子を
色々教えてください」
とお願いした
