その
目覚めや悟り、覚醒
という体験は
山にこもって
修行をする者だけが
体験をするような
一見普通の日常とは
切り離されたもの
というイメージが
わたしにはあった
でも
わたしはなぜか
に始まり
息子の登下校の
付き添いや
娘のクラブの役員や
PTA役員や
小学校の
そして
縁あって
中学校の心の相談員に
なるなど
学校や
子どもに関わることが
とても多く
敏感な子ほど
一目わたしを見ただけで
そのエネルギーを感じ
あのときの次女のように
一瞬で変容する姿を
目の当たりにしてきた
そしてそれは
その後は大人でも
わたしを見ただけで
一瞬で目覚めるひとが
現れ
世の中にも
教育にも
日常にもこれは
必要で
そういう
時代なのだと
思った
そして
その感覚のとき
息子のことや
一切の悩みが
吹き飛ぶことがわかり
この感覚で
24時間生きたい
と思うように
なっていった