親友で看護師の
カウンセラーでもありながら
英会話の先生で
介護ヘルパーで
息子の英会話の先生でもある
友人のフローネ麻代さんが
〝現場〟で出会う
奇跡を目にするたび
わたしは魂が震えた
わたしは
どれが魂なのか
明確にわからないのもあって
あまり魂という言葉は
使わないが
それでも
彼女らの〝現場〟での
温かく眩しい出来事に
出会うたびに
震えや
涙が止まらなくなり
魂が震えるとはこういうことか
これが魂か
と実感するようになり
ああ
こんな感動を
もっと味わいたい
わたしは
〝現場〟が大好きなのだ
と思うようになった
そして
わたしにとっての
〝現場〟はどこだろう
と考えたとき
それは
家庭でもあるが
今までの
という経験から
学校だと思った
だからまた
わたしの母校で
子どもたちの母校でもある小学校の
学習ボランティアをしようかな
と思ったが
もう
お世話になった先生方のほとんどが
変わって行かれていることを思い
ふと
縁の深い
市内の小学校の先生をしている
友人の顔が浮かんだ
そして
ああ
彼女の学校で
ボランティアを募集しているなら
それもいいなと思っていたら
その夜
その友人から
２ヶ月ぶりに連絡がきた
そして
小学校５年生の９０名の生徒に
学校外の色々な人を会わせたい
との思いから
ゲストティーチャーを招いて
お話会をしている
と彼女は言い
わたしと息子に
ゲストティーチャーとして
話をしてくれないか
と言った
