お寿司を食べに行き
わたしは
今の出来事を
すぐにでも
家族に伝えたくて
携帯を触っていたら
息子は
その間
お茶を入れ
注文をし
注文したお皿を取り
わたしが食べたお皿も
重ねてくれていた
息子は
お寿司が大好き
だから
コンビニのように
お寿司屋さんも
学ぶ場所にし
いつも
お茶の入れ方や
お皿を取るときのマナーなどを
練習をしてきたが
昨日は
わたしが
息子の心配を一切忘れ
集中をしていたことや
取材のあと
だったこともあり
息子は
有り得ないくらい
スムーズに
その動作をしていて
その姿は
立派な紳士で
それは奇跡で
息子は
絵を描くことでも
大人になっていくが
描いた絵を
人に知ってもらうことは
更に大人になるのだと思い
もう
息子が大人になることへの
寂しさはなくなり
ワクワクだけに
なっていった