人

わたしには

視覚障害があり

全盲の友だちがいて

買い物などは

彼女のお母さんが
サポートをして歩くことが
多いらしいのだが








あるとき

お母さんが入院して
一時期車椅子になったときは

彼女が足となり

車椅子を押し

お母さんが目となり
誘導した

と言っていて









まさに
できる人ができることをして

支え合う

人という漢字

そのものだと思った

そして

そんなわたしと息子も
いつも絵画教室の先生から
こう言われる







「アーティストはともすれば
作品を作って満足したら
そこで終わってしまい



作品は人に見てもらい
手に取ってもらわなければ
この世に存在しないことと同じ

だから凜くんの場合
お母さんが自然に楽しんで
凜くんの絵の素晴らしさを伝え
絵を広めるから




だから二人は
そのコンビネーションが素晴らしい」
と

だから

できる人ができることをする

今在る機能を

精一杯使って

それも楽しんで

というのが

人として生きる

ということで

そして

結果それが

支え合うことになり

支え合うというのは

支える人も

支えられる人も

差がなく喜び

ということで

支え合えば

支え合うほど

わたしたちは

無限に挑戦ができる

そう思う