ビジョン ⒉(ガン) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.














ある子どもさんから
お母さんのことで
何度も
相談を受けた







わたしは
相談を受けたら
相談をした人ができることを
アドバイスをするのだが









もうアドバイスをし尽くし
子どもさんができることも
わたしができることも
ないと思ったとき









これはその家族にとって
天地がひっくり返るようなことが
起こらなければ
そのお母さんは
目が覚めないだろうと思った






  


そしてふと
わたしがその家族に宅配便を
送っている姿が目に浮かび







 


その家族は遠方だったので
地震でも起こり
わたしが宅配便を送るのか?
と思い半年の年月が経った







 


そして半年後
彼女(お母さん)から
ガンになったことを
告げられた






 


そしてわたしは
いつからか
からだに意識を向けると
様子が分かるようになったので
そのガンに意識を向けたら











かなり頑固に
根を張っていることがわかり











「あなたが思っているより
相当頑固なガンで根を張っているよ」
そう告げたが







 


彼女は目の前の手術や
現実を受け入れることに
精一杯なのと
わたしの言葉が恐怖だったのとで
その言葉を受け入れなかった












でもわたしはもう
彼女が聞こうが聞くまいがは
彼女の問題なので
彼女に任せることにして
自分の感じていることを
全て伝えることにした











案の定
彼女からの返事はなかったが
自分はやれることはやろう
そう思った











そして手術を迎え
食料品や手術に必要なものを
宅配便で送ろうと
荷物を詰めていたとき




     





それが
半年前にわたしが視た
ビジョンだったので
これだったのか
とハッとした











そして
彼女の手術が終わり
ガン細胞を調べた結果
医師が口にした言葉は










「思っていたより頑固なガンが
強く根を張っていた」












彼女はその時
頭が真っ白になり
初めてわたしの言葉が
全て入ってきたと言い












それから
わたしの言葉に素直に
耳を傾けるようになった













そして
その後毎日のように
やり取りをしながら
ガン治療を病院で受け
どんどん生まれ変わり















今は
家族皆で仲良く
元気に暮らしている