港へ急げ~~~
・・・ の前に
島歩き編で ご紹介を忘れていた場所を ひとつ
フェス会場での 一品も 美味しかったです
上甑島 里町 里 にある
お豆腐屋さん
実は今年の夏に
こちらのお店で借りたレンタサイクル
めん号 & きぬ号 で
無謀にも山越えして コシキテラスまでを往復した 娘たちから
是非 社長さんと奥さんに 会って
とってもお世話になったお礼を伝えてほしい! との
重要なミッションが ありました
この 歩く手帖も こちらで 頂いていたものを
私が ちゃっかり拝借した次第
里の町をコンパクトに紹介した この手帖片手に
朝から歩き回ること5時間ほど
山下商店で アロエ酢の炭酸割りで 喉を潤して
きびなご を 自宅に送って
堤防に座って 足をブラブラ 海を眺めていた時に ・・・
欠航!
と 耳を疑う 緊急事態発生
えぇ~~っと
高速船が来ない ってことは
次のお客さまも 来ない
∴ ← 昔数学で使った ゆえに(笑)
∴ ホテルは連泊できるかも?
船だけが 唯一の交通手段の島へ行くので
獅子丸のご飯は 余裕をもたせて 3日分をストック
現金も それなりに 備えてきたし
月曜日は年次休暇をもらっているし
そうだ 1番にする事は ホテルに連泊の予約だっ!
早速 電話 そして 予約完了
相変わらず 仕事早いわぁ
留守番部隊にも 事情を連絡して
獅子丸と あと1日仲良くお留守番してもらえるようになり
夕食は 歩く手帖に載ってた
お寿司屋さんとか
きびなご丼 とか 食べちゃおっ
旅にハプニングは付き物さぁ
なんて ちょっと キモチに余裕さえ湧いてくる
堤防を降りて 町中に入ると
昨日のフェスから ご一緒だった ご夫婦に遭遇
レンタカーで島内を巡っている時に 欠航を知って
お仲間と 連絡を取り合っていらっしゃる 真っ最中
このご夫婦 実は
フェスでお披露目があった大漁旗のデザイナーさんのおひとりでした
「 欠航ですって! どうなさいますか?」
奥様 「 船を出してもらえるような話があって・・。」
「 船? 」
奥様 「 今から 港に集合するみたいです。」
14人の鹿児島の大漁旗デザイナーさんたちは港に集合ですって!
は ホテルへ 連泊の手続きに急ぎます
・・・ と の 後ろから
「 乗ってくださぁ~い 」 って 白い軽ワゴン車
回りを見渡しても 猫ちゃんしか いないし ・・・
車の運転をしていたのは 山下商店の奥様
余程 急いでいるようにみえたのかしら?
ありがたく 車に乗せて頂くと
「 今、船の手配と乗るメンバーをあたっていますから
とりあえず荷物を持って 港で待っていてくださいね 」
あれ? なんだかわかんないけど
船に 乗れる = 今日 帰ることができる の?
ホテルのフロントで 事情を説明して
丁重に 謝り お礼を言って
荷物をコロコロ 港へ
途中にある 里港ターミナルの案内所は
欠航を聞いて 集まった人達で ごった返していて
翌朝のフェリーや高速船に予約を変更したり
宿泊場所の手配 ・・・
仕事休めない とか 宿泊費どうしよう とか
騒然とした状況
ターミナルを過ぎて 徒歩1分の港
いつも フェリーや高速船が島を離れるときは
島の人たちが 手を振ってくれるそうです
今回は FISHERMAN のお祭りだったので
フェリーや高速船の後を
漁師さんたちが 大漁旗をはためかせながら
見送ってくれていました
私も 高速船のデッキから 手拭いを振って
お別れするはずだったのに
お転婆心を
超 くすぐる
人生 初
漁船に 乗ることに
デザイナーさん や フェス関係者に混じって
乗船できるように 手配して頂いた
山下さんご夫婦 (黄色の♡のお二人) には
夏の自転車娘たち 以上に お世話になりました
出航間際 揺れる船上から 手拭いを振ってたら
岸から 「手拭い サイコー!!」 って 誰かが 叫んでくれたのが
漁船のエンジン音にかき消されながら
しっかり耳に届きました
負けずに 「甑島サイコー!!」 って叫んだけど
聞こえたかな?
どんどん 島影が 小さくなっていきます
本当は 舳先に乗りたかったけど
「後ろに座ってて!」 って指令が下ったので
こども達の 手前 じっと我慢して 座っていました
一緒に乗船したのは
デザイナーさんたち 3家族
途中でお話した ご夫婦もご一緒です
船長さん
めっちゃ 跳ばすもんやから
海水が ハンパなく 飛び跳ねて
時々 顔に水しぶき しょっぱい
先に出航した船
ぶっちぎり!
船長さん
フェスで あの大きな
イサキを焼いてくれた方 でした
あっと ゆう間に 川内港へ
高速船が50分で渡る海を
船長さんが操る船は 25分
新幹線にも 余裕で間に合いました
笑顔がステキな イサキの船長さん
どうも ありがとうございました
おまけ の お土産編
きびなご の オリーブオイル漬け
とうふ屋さんの大豆バター by山下商店
甑島のサラダ玉ねぎドレスソース
獅子丸用 きびなごにぼし
ドレスソースの
走るな、あるけ。
なんか いい
気持ちが ざわつく時 や 余裕がない時
自分に そっと 言い聞かせています
信号機が町に1つ とか
夕方早くに お店は閉店する とか
歩く限り コンビニは見かけなかった けど
見ず知らずの観光客の に
楠公のお墓へ案内してくれたり
畑の蜜柑をもいでくれる おばちゃんがいたり
自転車で通り過ぎながら
元気に挨拶してくれる 中学生男子達がいたり
空を舞うトンビに 魚を放って
捕食するところを見せてくれる おじさんがいたり
なんか いい