昨日ツイッターでフォロワーさんに「購入理由を自分の言葉で説明できるというのが重要」というような事を言われてなるほど確かにと思いました。一応私は、全ての保有株に関して自分なりの購入理由ないしは現在の保有理由を説明できます。例えば1814大末建設はDOE採用で配当利回りが約5%もあるから、4045東亞合成は業績堅調で自社株買いを含めた総還元利回りが6%ぐらいになりそうだから、5184ニチリンは現状でも悪くない配当利回りに加えて今期中・さらには来期も増配の期待度が高いから、6853共和電業は直近業績が良く次の決算で上方修正の可能性が大だから、6623愛知電機は出来高が少なくどんな地合いでも株価が安定していて優待込みの配当利回りが4%台だから、9101日本郵船は地合い最悪の日に逆行高特徴がありポートフォリオ全体のリスクヘッジになるから、9432 NTTは日本でも指折りの好業績安定企業のPERが日経平均の平均値より低いというのは割安と感じるから…というように。まあ中にはだいぶ昔に買ったまま放ったらかし状態で購入理由を忘れてしまった銘柄もあるかもしれませんが…いずれにしても購入理由を言語化できないのであればそれは感覚に頼った適当な売買をしてしまっているという事ではないでしょうか。それではいけません。


 市場の方は、今日は6割以上の銘柄が上昇するも半導体株が下げた影響で日経平均は-177円となりました。半導体株軟調の理由は中国への半導体規制強化を主張しているトランプ氏が大統領選挙で勝ちそうだからという事のようですが、私はそれは理由の後付けという面もあるような気もしています。というのも最近はまず「大型半導体株主導の日経平均爆上げ」が来て、その次に「中小型のバリュー株へ資金が流れる」というサイクルが繰り返されており、今は中小型バリューのターンになっているのではないでしょうか。まあ明日は明日の風が吹くでどうなるかは分かりませんが…とはいえ目前に四半期決算を控えているので、もし十分上がってくれる保有株があれば決算前に思い切って利確していこうと思っています。とにかく今年度からは「新鮮な銘柄への入れ替え」を積極的に進めていこうと思っており、今回の決算シーズンはまさに絶好の銘柄入れ替えタイミングだと思っています。

 個別銘柄では3205ダイドーリミテッド、大増配で超高配当株となりその後の株価推移に注目していましたが、旧村上ファンドが速攻で全株売り抜けたという事などが伝わるなどして株価はダダ下がりの酷い状況になってしまいました。現時点での配当利回りは10%台と驚きの数字です。配当がしっかり出さえすればいずれ株価は上がるような気もしますが…しかし配当が出るにしてもそれはまだ当分先の事であり、今の状況を見ているとおそらくはかなり長い間配当利回りランキング1位の座に君臨しそうな雰囲気です。やはり大増配と言ってもきちんと業績や内部留保の裏付けが無ければダメで、物言う株主に脅されて出すような配当では株価はついてこないという事が分かりました。何事も勉強で、今回のデータは活かしていきたいです。