日経平均は39000円台に乗せれば売られるのかと思っていましたが、今日は+493円と力強く続伸して終値ベースで39667円まで上昇しました。しかし実態は大型半導体株中心の指数寄与度が高い株ばかり上がっているという「いつものやつ」であり、「日経平均が39000円を超えれば売り目線」とはいえ流石に今日のような展開では何も売る気になりませんでした。何せ今日の保有株はほぼ横ばいですから。

 また、日経平均はチャート上レンジブレイクした形ですが、相場の実態をより示しているTOPIXはまだ6月高値(6月3日・2809.53pt)を抜いていません。TOPIXがこの6月高値や3月22日につけた年初来高値(2820.45pt)を超えられるかどうかが今後の焦点となってきますが、チャート上はレンジの天井であることは間違いなく、「下がりやすい所にいる」とは言えるのだろうと思います。ただし今は取り立てて買いたい銘柄も無く、しかし8月の決算期になれば買いたい銘柄はおそらく沢山出てくるので別に今は上がって欲しいともあまり思っておらず、むしろあと1か月ヨコヨコで継続で行って欲しいなと思ったりしています。そんな事を思いながら一応7827オービスだけは安い価格で毎日指値を入れていますが、一向に刺さる気配はありません。気になっている銘柄ではありますが…まあ、買えても買えなくてもどちらでもいいです

 ところで、早いもので6月もあと2営業日となりました。私は四半期ごとに資産額を記録していますが、振り返るとこの4-6月期はかなり冴えない展開だったという印象です。その理由を考えると本決算跨ぎで結構やられた(特に6209リケンNPR!)のもありますが、何より自動車セクターが弱かったというのが痛かったように思います。自動車セクターは昨年から私のポートフォリオの中核になっているので、ここに足を引っ張られてしまいました。これだけ円安が進んでるのに何で…と言いたくなりますが、ただこの最近自動車セクターが弱い最大の要因は本決算で各社が相次いで保守的な業績見通しを出した事であり、その流れは自動車関連企業の先陣を切る形で決算を発表した7241フタバ産業や7283愛三工業の決算発表時点で既に明確になってしました。私自身この3か月(特に本決算直後)は自動車関連株の保有比率を意識的に減らしてきましたが、今になって振り返ればフタバ産業や愛三工業の決算を見た時点で時点でもっと積極的に売っておくべきだったと思っています。大いに反省しなければいけません。

 しかし、今から自動車関連株を売るべきかというとそれはまた微妙な所です。関連各社の見通しはどうせ保守的なだけであり、期中の為替水準を考えても8月の決算では好業績が続々と出されるものと私は見ています。なので8月の1Q決算跨ぎ用に何か株を仕込むとするなら自動車関連株が有力候補なのかなと思っています。まあ決算跨ぎは大概うまくいかないので、何もしない方がいいとは思うのですが…

 

 

 

 

TOPIX 6か月チャート

レンジの天井に来ており、ここを超えるか頭を打って下がるか重要なポイントを迎えた