エヌビディアの株式時価総額がついに世界1位になったと話題ですが、私から言わせれば「それがどうした」です。エヌビディアが今後しばらく空前の好業績に沸く事は確かに約束されているようなものですが、しかし私の中では、いくら好業績だろうが配当を出してくれないのであれば株主になる意味はありません。エヌビディアの配当がいくらなのか調べてはいませんが、まあまず間違いなく超がつくような低配当利回りでしょう。だいいち、しっかり吟味すれば高配当バリュー株への投資だけで十分に利益を出せます。中には「エヌビディアを持たざるリスク」なんて事を言う人もいますが、ハッキリ言って低配当株を持たざるリスクなどありません。もちろんエヌビディアをはじめとした人気株への投資を批判する訳ではありませんが、私はそういう株に目移りする事なくコツコツと着実にを心がけていく所存です。

 今日の市場の方は昨日に引き続いて上昇でした。まあそもそも先週末の日銀会合後の植田発言が発端で今週頭に売られすぎており、その分を戻しているだけに過ぎませんが。日経平均株価は完全に38000円台のレンジに収まっており下がっても38000円付近で反発し、上がっても39000円付近で頭を打つという展開がもうずっと続いています。なので今後は、38000円まで下がれば買い姿勢を強めて逆に39000円を超えれば売り姿勢を強めるというような方針でいこうかと考えています。いずれにしても上下どちらかに一方通行となるような可能性は低そうに思います。

 個別株では、月曜午前に買ってみた9743丹青社がかなり上昇してくれていたので今日早くも半分ほど利確しました。今から思うと月曜午前の下げは相当な買い場で、やはり決算チェックを経て購入する銘柄は買うなら買うで早い内に決断しなければならないという好例と言えます。移行後のブログでは、こういった銘柄紹介はとにかくスピード感を持って行なわなければいけないと強く思っています。

 

   他では、今日は1Q決算リストの26番が大きく上昇しました。決算からここまでは冴えない値動きでしたがチャート的には主要な移動平均線に支えられる形で反発しており、上がるならそろそろだったと言えなくありません。そういう意味では、これまでチェックリストの中で最も気を吐いていた1Qリストの33番は昨日今日と連続下落でチャートが崩れてきており、少なくとも25日平均線までは調整してしまいそうな雰囲気です。ここはこれまでの上昇幅も十分なので、そろそろ一旦利確した方がいいのかもしれません。