昨夜のFOMCでは年内の利下げは1回という見通しになったようで、これを受けての米国市場は金利低下・ダウ横ばい・ナスダック上昇という結果でした。利下げ1回なら事前予想よりネガティブと聞いていたので話が違うぞと言いたくなる所ですが、いずれにしてもこの流れを引き継ぐような形で日本株もグロース優勢。FOMCの結果でバリュー株が上昇するような展開を事前に描くのはなかなか出来ませんでしたが、やはり悪い予感が当たってしまいました。

 と、淡々と書いてみましたが、実態はグロース優勢というよりバリュー株壊滅という1日でした。商社・鉄鋼・海運・輸送・化学といったバリューセクターは軒並みボロボロで、保有株は大きく下落。日経平均こそ-156円でしたが体感的には-600円で、実質的には「メジャーSQ週に必ず1度は訪れる急落日」が今日だったというのが私の認識です。

 ただ、週内どこかで急落日が来るのではというのは前から思っていた事で、そういう意味では今日の急落は予想通り。なので当初の予定通り4116大日精化工業を買い足しました。今日の下落でちょうど25日移動平均線まで下りてきており、そろそろ反発を期待したくなる水準に見えます。大日精化工業に関しては目先では週明けに発売される四季報効果に期待したいですし、中長期的にもかなり期待できると思っているのは再三述べている通りです。それから1430ファーストコーポレーションも少し買い足しました。こちらは来月本決算というハイリスク・ハイリターン銘柄ですが、本来ならブログ記事一本書いているであろう銘柄です。あと、いい具合で調整してきている1Q決算チェックリストの25番も新規で買ってみました。今さら決算チェック銘柄かという感じもしますがこちらも25日移動平均線が株価に追いつてきており、そろそろ再加速を期待したくなる所です。決算チェック銘柄で言うと2Q銘柄の16番もかなり調整しており、今の株価なら少し買ってみてもいいかなと思ったりしています。

 という訳で久しぶりに結構買ってみました。苦しい展開が続いてストレスの溜まる日々ですが、私は何だかんだ言って週明けは株価が上がる可能性が高いのではと期待しています。今週は金融イベントがあまりにも多くてそりゃ上がる筈もありませんが、そんな中でも指数自体は別に悪い動きではありませんでした。さらに週明けは四季報発売も控えており、買いの手掛かりが一気に膨らみます。今は投資家は買い時を待っており、その買い時が金融イベント通過と四季報発売が重なる来週なのではないか…そんな風に思っています。まあ甘い期待かもしれませんが…