週明けの日本株は上昇で日経平均は先月23日以来となる終値ベースで39000円台回復、私の保有株も9割以上が上昇と久しぶりに気持ちの良い1日になりました。とはいえ今週はFOMC・日銀金融政策決定会合・メジャーSQと株価に大きな影響を与えるであろうイベントが勢揃いです。しかもFOMCでは直近で米国雇用に強めの指標が出ている事から利下げが遠のくような発言が出る可能性が否定できず、日銀会合では国債の買い入れ減額が発表される可能性大と言われおり、更にメジャーSQ週は水曜日前後に株価が急落する傾向があります。とにかく今週はボラティリティーが大きくなる可能性が高いと認識しておいた方が良いでしょう。

 という訳で私は引き続き売り目線で、今日は7420佐鳥電機を全株売却しました。ここは5月末に期末配当権利が落ちて来月中旬に本決算発表ですが、四季報最新版の記載が正直微妙で本決算跨ぎはやめておこうという結論となりました。PBRはまだ1割れですが仮に本決算で減配無しの配当維持としても利回りは4%を切っており、高配当株があちこちにゴロゴロしている環境下では割安度もそこまでではない感じます。こういう含み益の大きな銘柄を完全売却してしまうのは正直寂しいのですが、今週は四季報発売前の最終週なので、売ると決めたならそろそろ売っておかなければならないと判断しました。

 明日以降の方針に関しては、とにかく今週は冒頭で書いたような大型イベントが控えており迂闊に手は出せません。特にメジャーSQ週は水曜日前後に株価が急落しがちというのがとても気になる所で、今日の上昇も急落の準備運動であるような気さえしてしまいます。なので基本的には静観姿勢継続なのですが、もし注目している銘柄が大きく落ちるようなら少し買ってみるかもしれません。注目銘柄は決算チェックリスト銘柄に関しては今回はあまり上手くいきそうにもないと感じているので目線を変え、4116大日精化工業を筆頭に1430ファーストコーポレーション・6189グローバルキッズ辺りに注目しています。ただ、大日精化工業は暫定エースとして大きな期待をかけたくなる一方、他の2銘柄は確かな業績に裏打ちされた期待という訳でもないので、買うとしても少株に留める事になるでしょう。