現時点でアメンバー承認申請をされながらアメンバー承認がされていない方は、私の見落としが無ければ、新ブログ購読の旨を伝えて下さっていないかあるいは購読の意思は伝えて下さっているものの肝心のアメンバー申請が行われていないかのいずれかです。特に無言でアメンバー申請だけをされている方が結構おられますが、決算チェックリスト見てみたいという方は新ブログを読まれるかどうかのコメントをよろしくお願い致します。

 ただ、誤解されている方もおられるように思いますが、アメンバー限定記事で公開するのは今回の決算チェックリストだけで、新ブログはアメーバ以外の場所でという事も考えています(まあその辺りは完全に未定で、この後色々調べて考えます)。まだ暫くはここで無料ブログを続けようと思っていますので、ぜひ変わらぬご愛顧をお願い致します。質問等ございましたら、ぜひ気軽にコメントやメッセージをお願いします。
 あと、既にチェックリストをご覧になられた方はもうお気づきかと思いますが、今回は時期的にピックアップ銘柄少なく大したリストではないので、使える代物なのかどうかは微妙です。また、決算チェックリストの賞味期限も既に切れかけていると言ってもいいでしょう。だからこそ実質無料公開したという意味もあります。

※限定記事の決算チェックリストの備考欄を2行にしました。

これで多少見やすくなったとは思いますが…まだ見えない/見づらいという場合はすみませんがコメントをお願いします。再度対応させて頂きます。



 さてここからは、久しぶりに通常モードでのブログといきたいと思います。個別銘柄の紹介や見立てなどの具体的情報をお伝えする事はもうやめますが、とはいえこれまで私が紹介してきた銘柄に関しては私自身の現状及び今後の認識をお伝えしておかなければならない義務があると思っています。という訳で今回はトップ4銘柄として注目してきた4116大日精化工業・6209リケンNPR・7236ティラド・7287日本精機に関して書こうと思います。

 ご存じの通り、決算後の株価はどれもこれも酷いものでした。ただし私としては4銘柄とも「売られすぎ」という認識で一致しています。もちろんその度合いには多寡がありますが、その後いずれの銘柄も株価が結構戻している点を踏まえても、やはり決算直後は売られすぎだったという感覚は間違いではないという思いが強くなっています。

 まず大日精化工業ですが、決算翌日に売られすぎたという点ではこの銘柄が最大の被害者です。決算内容自体は80円→132円と52円も増配しており、下限配当100円や総還元性向の設定などそれなりの株主還元策がなされ、肝心の業績見通しもいいです。なのでその決算を見た時は「明日は株価が上がるだろう」と普通に思いましたし、実際に急落したのを見ながら買い足そうかとめちゃくちゃ悩みました。まあ既にそこそこの保有株数なので買えませんでしたが…でもハッキリ言って、この決算内容で売られるなんて他の連中は一体どれだけ高い期待をかけてたんや!というのが私の本音です。何せ元の配当利回りが2%台だったのに一時5%近くまで売られており、業績踏まえても割安にしか見えません。私はいずれ株価3000以上で安定すると見ており、それがいつになるかは地合い次第という所かと思います。

 リケンNPRも酷い売られ方でしたが、配当利回りが4%に乗せている事やチャート的に26週線に下髭をつけて反発している事などを考えると、私はここから右肩下がりになるという展開は考えていません。業績見通しが保守的なのも自社株を安く買いたいからではないのかと邪推しており、おそらく期中上方修正&増配となっていくものと思っています。なのでここに関しても、ある程度時間はかかるかもしれませんが結局はいずれ株価3000円以上で安定すると思っています。なので少しの間は含み損に耐えつつ、握力強めでいこうと思っています。

 ティラドに関しては「この株が上がらなかったらツイッターやめてもいい」とツイートしましたが、これはヤケクソでも何でもなく本心です。何せDOEで180円配当が保証されており、それでいて現状の配当利回り4.8%は相当な割安、というか東証上場4000銘柄の中でも屈指の割安株なのではないでしょうか?少し先の話になりますが還元策的に来期も増配は濃厚ですし、例えばもし来期配当190円&利回り4.5%と保守的に見積もっても株価は4222円という事になります。割安高配当株は株価が下がればもっと割安高配当株になるだけなので買いが入るに決まってますし、それにもし何かの間違いが起きて株価が上がらなければ利回り約5%の高配当を粛々と頂くだけです。というかもしこういう株がダメだとすると、それは私の投資戦略の根幹を揺るがす大問題です。ティラドが今回発表した株主還元策(つまり下限配当180円の累進配当)を守りながら株価が落ちていくような事があれば、私は株の世界では生き残れません。こういう株を買う事で私はこれまで含み益を増やしてきましたし、今後もそれを貫いていくのみです。

 という訳で上記3銘柄は時間さえかければ全く問題ないと思っていますが、日本精機だけはちょっと分からない部分があります。ここは税効果会計の問題で法人税をどれだけ払わなければいけないかが焦点であり、今回の決算では恐れていた通り「法人税を沢山払わなければならない」という会社見通しが示されました。ただしこの見通しはあくまで保守的で私の調査によれば期中にこの法人税は軽減されて純利益増加となり増配となる筈と思っていますが、しかし私の調査が間違っており実際は今の見通し通り法人税負担が重いままという可能性も無くはありません。なのでハイリスク・ハイリターンなのですが、しかし私は期中のどこかでリターンの目が出てくれる可能性の方が高いと信じています。なのでここもやはりホールドしていくつもりです。