日経平均は-868円の急落でした。先週木曜日の午前から僅かで2日間で1650円も下げており、かなり急な調整です。今月は株価を下げそうなイベントが色々あるから注意と以前から述べてきましたが、まさに今回はメジャーSQ・マイナス金利解除観測が材料にされて急落と、私の懸念が当たってしまった形です。

 とはいえ今日の急落は日本株そのものへの失望から売られたとかではなくて、単にこれまで上がり過ぎていた分の利確という面がかなり強いように見えます。私の感覚としては、ここ最近の上昇ピッチが急な銘柄ほど今日は売られていたという印象でした。まあ今年に入ってからの日本株の上がり方はいくら何でも速すぎたので、いずれこういう日が来るのは仕方ありません。ただ、日経平均が爆上げする日は実際に上がるのはユニクロや大型半導体株だけなのに対し、急落する日は全部下がるというのは本当に腹が立ちます。私の保有株に到っては、今日の下落率は3%を超えており日経平均よりも大幅に劣後しました。一喜一憂する訳ではないですが、今日だけではなく日経平均爆上げ日も含めてこの歪んだ相場には正直やってられないというのが本音です。

 とはいえ私の保有株のパフォーマンスが日経平均に劣後した理由はシンプルで、要は円高です。私のポートフォリオは自動車関連株の割合が大きいですが、これらの銘柄は実際の業績への影響は別として、為替が円高に振れれば株価的には下がってしまいます。この1週間で5円近くも円高に振れ、しかも残念なことにマイナス金利解除によって今後さらに円高へと進みそうな雰囲気満載とあっては、そりゃ株価的に耐えられる訳はありません。という訳で今日は6493NITTANと7261マツダを売却し、7241フタバ産業と7287日本精機も100株ずつ手放しました。どれも売りたくないのですが日銀が愚策へと突き進む可能性大とあってはどうしようもありません。円高の悪影響が大きそうな銘柄・直近の上昇幅が大きい銘柄に関しては、明日以降も利確の波が続けざまに押し寄せる可能性があり、引き続き注意が必要だと思います。

 あとは2月29日~3月1日のブログで紹介した6419マースグループも今日一旦利確しました。ここは四季報オンライン有料版の更新内容を参考にして買った銘柄ですが、購入当初から「ある程度上がれば早めに利確して、紙の四季報発売日直前に再度買い戻して四季報発売日跨ぎにチャレンジ」という予定でした。なので今日あたりに売るのは当初の予定通り、そしてここからの数日で余程上がるような事が無ければ今週の木曜か金曜に再度買い直すつもりです。幸いにも購入からここまでは6~7%も上がってくれたので、とりあえず第一目標は達成できました。ここから今週半ばに調整して四季報発売日(来週月曜日)以降に上がってくれれば最高なのですがどうなるでしょうか。