数日前も書きましたが、大事なことなのでもう1回書きます。最近はとにかく、頭の悪い人ほど週刊誌に簡単に洗脳されるという明確な傾向が見て取れますね。ロクに勉強もしてきてない低能タレントが公共の電波で時事問題をエラそうに喋るというのは今や日本のお家になってしまいましたが、本当にイタさ全開で呆れます。まさか指原莉乃とか村重杏奈とかアンミカのようなヨゴレの代表みたいなクソ女共に松っつんがディスられる日が来るとは夢にも思わんかったわ。指原に到っては小中学生の年齢の後輩にセクハラしてはそれを自慢していたという輝かしい経歴があるようですが?
 何にしてもこういうアホ共のバカ面を見る度に、子どもの頃からちゃんと勉強しとかなアカンと本気で思いますね…


 さて今回は昨日の続きという事で、「銘柄の探し方は?決算分析の時に使用しているツールとスクリーニングのやり方を教えて?」という質問にお答えしたいと思います。もしかしたらこれを知りたい方は多いのではないかと感じるので、今回はこの一本でちょっと詳しめに書いてみようと思います。
 ただ、実は私の銘柄の探し方については約1年前にも詳しく紹介してますので(私の銘柄選考方法・前 / 私の銘柄選考方法・後)当然ながらそれと似たような内容にはなってしまいますが、当時から多少アップデートされた部分もあります。


 まず大前提として私は1Q決算と2Q決算の2つを大事にしているのですが、特に2Q決算を最重要視しており、基本的には上場全企業の2Q決算を確認するよう努めています。なので2Q決算が集中する11月決算期は本当に大変で、それこそ毎日寝る間を惜しんで決算チェックを頑張っています。ただ全企業を細かくチェックするのは到底無理なので、まずは直近の業績やPER・PBR・配当利回りといった株式指標をサッとチェックし、直近業績が赤字や大幅減益だったりPER・PBRが異常に高かったり配当利回りが異常に低いような銘柄は一目で除外します。なので全企業をチェックするといっても、実際は多くの企業が数秒で「一次選考落ち」となります。

 そして決算チェックの際に利用するホームページも決まっていて、具体的には①マネックス証券の決算カレンダー・②ヤフーファイナンス・③IR BANK・④株探・⑤四季報オンラインの5つです。

 手順としては、まずは「マネックス証券の決算カレンダー」の確認からスタートです。例えば下図はマネックス決算カレンダーの2月14日のページですが、この日は実に647社もの企業が決算を発表しています。これを証券コード順に1社1社見ていく訳です。ただし私がチェックするのは1Q・2Q決算だけなので、実際にチェックするのは1716第一カッター興業、1711日本乾溜工業、1783 fantasista……という順になります。

 

 

※マネックス証券の決算カレンダー(2月14日)



 という訳でまずは1716第一カッター興業のチェックから開始という事で、ヤフーファイナンスで同社のPER・PBR・配当利回り・直近業績(前期や前々期に比べてどれだけ増益or減益か、経常利益進捗率はどうなっているか)等を確認します。このチェックで「見込みあり」と判断した場合は、「IR BANK」「株探」「四季報オンライン」の3ツールで詳しく調べていく事になります。

 ちなみに第一カッター興業を今ヤフーファイナンスでちらっと見た所、業績とPBRは決して悪くないけど、建設業で配当利回り2.5%というのが物足りないというのが率直な印象です。建設業にはもっと低PBRでもっと高配当の銘柄が複数あるという事を予備知識として知っているので残念ながら第一カッター興業はこの時点で除外となり、次の1711日本乾溜工業に進むという手順になります。私は決算チェックを就職の採用活動のようなイメージで行っており、このヤフーファイナンスでの業績&株式指標チェックは言わば志望者の履歴書チェックのような感覚です。大量の履歴書を1枚ずつじっくりと確認していくのは無理があるので、とりあえず学歴・資格・顔写真などを確認して、見栄えのいい履歴書の子はとりあえず面接に呼んでみようかみたいな感じです。
 あとこれは細かい話ですが、実際は証券コードが大きい順…つまり証券コード9999から順に調べていきます。これは私が好むようなバリュー株が証券コード6000番台~8000番台に多いからです。良い銘柄は本当に速く株価が上がってしまうので、優良銘柄は1秒でも早く見つけたい、そしてサッと買ってしまいたいというのは強く意識しています。

 というように1社1社と見ていくうちに、直近業績や株式指標的に気になる銘柄が出てきます。例えば先ほどの第一カッター興業は配当利回りが2.5%だったので書類選考落ちとなりましたが、これがもし配当利回り4.5%だったらとりあえず書類選考は合格です。あるいは配当利回りがもっと低くても、業績が超絶に良ければ書類選考通過という事だってあります。例えば6677エスケーエレクトロニクスは最初のチェック時点では配当利回り約2%でしたが、足元の業績が超絶に良かったので最終的に購入まで到りました。そうして書類選考を通過した候補者は面接に進む訳ですが、ここで私が重点的に調べるのが「今後の増配期待度」です。これを調べるのはちょっと難しいですが、端的に言うと「配当性向が決まっていて今期業績が良いのにまだ増配されていない」銘柄は近い将来増配される可能性が大です。「IR BANK」では各企業のこれまでの配当性向が確認できますし、「株探」では今期の上方修正・増配の有無や内容が分かりやすく確認できます。なのでこの2つのサイトはとても重宝しています。特に「配当性向が決まっていて上方修正もされているのにまだ未増配状態」というような銘柄は今後の増配が理論上確定している事になるので一番アツいグループになります。昨年8月の7299フジオーゼックスがまさにこのケースで、当時から近い将来の大増配が見えていたのは紹介時のブログで述べた通りです。

 ここまでが私の決算チェックの基本パターンになりますが、最近では「四季報オンライン」も活用しています。私の決算チェックはあくまで直近業績・株式指標(特に配当利回りとPBR)・配当性向・上方修正の有無といった点から割安度と増配期待度を探るというものであり、各企業の将来の業績予測はあまりしません。という訳で少し前までは四季報は使っていなかったのですが、しかし最近は四季報もなかなか便利だなと思うようになってきました。企業の置かれた状況や近い将来の見通しの概要が手っ取り早く分かりますし、何より四季報の来期予想には、たまに目を見張るような増益・増配予想となっているようなケースがあります。最近では例えば1430ファーストコーポレーションの購入の決め手になったのはまさに四季報で、今でさえそれなりに高配当なのに記載では来期さらに結構大きな増配の予想になっています。まあ四季報は私の決算チェックではあくまで補助的なツールであり料理で言えば「調味料」的な存在ですが、とはいえ最近は、料理の完成度を高めるためには調味料も大事だなと思うようになってきています。

 以上5つ(マネックス証券の決算カレンダー・ヤフーファイナンス・IR BANK・株探・四季報オンライン)が銘柄分析の際に使用する基本5ツールです。他は(これもヤフーファイナンスの一部ですが)、買おうかどうか迷う銘柄に関してはヤフーファイナンス掲示板を参考にする事もあります。まあハッキリ言ってロクな情報はほとんどありませんが、たまにとても詳しい人がいて参考になる書き込みを見つけられることもありますし、何より私の知らない悪材料を知るケースもしばしばあります。ただしそういった悪材料には「そう思わない(青ポチ)」が付きがちなので、むしろ青ポチがついている投稿の中にこそ有益な情報があるかもしれないという意識は持つようにしています。もちろん根拠の無い売り煽りや暴落説や無視しますが。

 

 他では、各企業が例年どのようなタイミングで上方修正や増配をしているかというのも出来れば調べるようにしています。増配や上方修正のタイミングには各社の傾向が結構あって、例えば5464モリ工業は毎年3月の第2or第3金曜に増配します(今年は業績的に増配そのものが無さそうな雰囲気ですが)。他にも毎年3Q決算で増配や上方修正をしている企業もあれば、期末の本決算までほとんど何もしない企業もあります。そういった傾向を掴めれば、売買のタイミングを決めるにあたって非常に重要な情報になります。

 そんな感じです。皆様の参考になる事が何か1つでもあれば幸いです。