日経平均は+1066円と爆上げでしたが保有株がその恩恵にあずかれているとは言い難く、大型株とハイテク半導体株だけが賑わっている相場だなと感じます。このまま日経平均は史上最高値を更新するのでしょうか?本当の「平均」を取ると実態は全然違うと思いますけどね。何かやりたい放題という気がします。

 個別株では7287日本精機が決算交換で+9.58%と急騰しました。今回の決算後から本格的に買っていこうと思っていた銘柄なので正直全然嬉しくありませんが、まあ仕方がないのでここからコツコツ買っていこうと思います。どれだけ買い足すかは株価次第としか言えません。7927ムトー精工はそこそこ戻してくれてとりあえずホッとしていますが、現時点ではまだ論評は避けておこうと思います。

 他では4783日本コンピュータ・ダイナミクスという銘柄がこちらも決算好感で場中値付かずのストップ高となりました。当ブログではほとんど名前を出していない銘柄なので買われていた方はまずいないと思いますが、もしおられたらおめでとうございます。こういう銘柄に当たると「もっとブログに名前出しておくべきだったな…」と思わずにはいられませんが、まあ大して期待もしていなかった銘柄なので仕方ありません。しかしムトー精工にも言えますが、私の期待度はホント全くアテにならないですねショック

 そして今回はまた新たに1814大末建設という銘柄を紹介したいと思います。私は先週末に少しだけ買いました。

 ただ紹介と言っても、大末建設の場合は実は詳しく説明するような事柄は特にありません。抑えておくべきポイントはたった一点、先週の決算発表で来期以降しばらくの間「総還元性向50%以上&DOE4%以上」という株主還元策を発表したということだけです。

 DOE4%となると来期以降は約80円の配当が最低でも保証される計算になります。仮に80円とすると、今の株価(1638円)だと配当利回り4.9%となるので私の判定では「割安」です。私の調べではDOE採用企業は大体利回り4%台前半ぐらいまでは買われることが多いという印象ですが、もし大末建設が利回り4.5%まで買われれば株価1777円、4%まで買われれば株価2000円です。なので強気派は目標株価2000円、慎重派でも目標株価1750円ぐらいは見て良いのではないでしょうか。

 まあ、こういう銘柄は正直言って紹介が楽です。何せ確約されている配当から目標株価を計算して割安度を算出するだけですから。ハッキリ言って業績は全然良くないですが、DOE採用企業に業績などあまり関係ありません。配当さえ保証してくれれば株価は自然と適正な所まで上がる筈です。なので大末建設もいずれは株価1750円までは上がるでしょう。ただし1750円だと今の株価から100円ちょっとしか値幅が無いので、「文字数割いて紹介する程か?」とは正直思いますが、まあ手堅い銘柄だとは思います。手堅さを買って、個人的な評価は一応Bとしておきます。