日経平均は+527円と大幅続伸となりました。数字だけを見ていると日本株は新NISAの幕開けと同時に絶好調モードに入ったように見えます。が、実際は残念ながらそうではないと私は見ており、その兆候は今日の市場にもハッキリと表れています。何せ日経平均は数字上は爆上げとはいえその実態はユニクロをはじめとした一部の指数寄与株が買われただけで、今日の上場全銘柄の騰落数は値上がり1455 / 値下がり2593で下落した銘柄の方が圧倒的に多いというのが実情。本当の日経平均株価は-200円が正しい数字といった所でしょう。まさに「看板に偽りあり」状態で、日経平均+527円と見かけこそ景気がいいように見えるものの実態は大口外資が儲けているだけで大多数の個人はむしろ損している…見慣れた光景とはいえ悲しくてため息が出るといった心境です。

 という訳で見かけ上絶好調の日本株もそろそろメッキが剥がれるのではないかと考えており、今日の私も売り目線ということで2676高千穂交易を全株売却しました。高千穂交易のここ2~3週間の値動きは保有株の中でも随一であり、株式指標的にも流石にここまで上がれば満足できる水準と考えました。ただ、売り目線とは言っても相場を読んでダイナミックに売買の立ち位置を買えることはすべきではないと思っているので、その高千穂交易を売って得たお金の一部を使って7613シークスを少しだけ買ってみました。シークスは昨日のブログで書いたように「好業績・PBR1割れ・来期から新中期経営計画」という条件に全て当てはまっており、私はこの3点セットが揃っている銘柄が今特にアツいと思っています。なので該当する株を一生懸命探している所なのですが、これに関してはまた近い内に詳しく書こうと思っています。とにかく「好業績・PBR1割れ・来期から新中期経営計画」の3点セット、これが今私が考えている注目株の条件です。

 あと、今日はまたとても気になる銘柄を見つけてしまいました。まだチェック途中段階なので現時点で銘柄名を出すのは憚られるのですが個人的な評価としては最上級のAAでもいいかなと考えている程であり、実は今日早速少しだけ購入しました。週末にチェックを進め、ブログで詳しく紹介してもよいと判断できれば週明けにでも名前を出そうと思います。
 一応ヒントだけ出しておくと証券コードが5から始まる銘柄で、昨日中間決算を発表して今日の株価がストップ高近くまで上がった銘柄です。該当する銘柄はおそらく1つしかないので、調べれば分かるかと思います。