国会では高市早苗議員が何やかやと言われているようです。別に私は高市さんの支持者ではないですが、訳の分からない理論で高市さんを攻撃しているマスコミは「偏向報道させろ!」と言っているようにしか見えないですけどね。というか、どうしてマスコミは日本でワクチンが打ち始めた頃から異常な超過死亡が出ていることを報じないんでしょうか?どうしてColaboの不正会計疑惑はスルーしてるんでしょうか?

 株の方ですが、日経平均は小幅上昇。保有株は鉄鋼関連に弱さが見られたものの他は大体上昇といった感じでした。先週末にドイツ銀行の経営不安が伝えられましたが、今の所株価への波及は特に無いといった感じでしょうか。金融不安が今後も色んな銀行へと広がっていくのかそれとも収束の方向へと向かっていくのか…まあ私はどちらかと言うと楽観サイドですが、しかし私一人が楽観していても市場全体の不安心理が払拭されなければ株価は上がりません。そういう意味では、今はまだ強気になれないフェーズかと思います。

 ところで、保有株ではないですが今日は6246テクノスマート(先週末時点でPBR0.9)という株が場中値付かずのストップ高となりました。今期配当を39円→74円へと大増配がストップ高の直接的な理由ですが、同時に発表されたDOEの導入も市場からの好感を受けています。DOEというのはちょっと難しい概念になりますが、ざっくり言うと単年度の利益に捉われずに中長期的に一定以上の配当を出すようなシステムであり、言わば累進配当制に近い配当政策です。やはり株主としては一過性の高配当よりも中長期的に安定した配当の方がありがたいと考えるのが一般的で、株価も素直に反応した形です。似たような例では2か月前に8002丸紅が累進配当制を導入し、やはり株価が急上昇しました。

 また、8609岡三証券も今日はストップ高となりました。ここはPBR約0.5と早急な株価対策が必要となっていましたが、何とPBRが1に達するまで自社株買いを続けるというサプライズ発表です。今日のストップ高は当然と言えるでしょうし、岡三証券の低PBRを考えればまだまだ株価は上がりそうな雰囲気です。

 これらの例から言えるのは、やはり今アツいテーマ株はPBR1倍未満株だということです。PBR1倍割れを放置していれば最悪上場廃止まで有り得る訳ですが、株価対策にはやはり「安定した高配当」や「大規模な自社株買い」が極めて効果的だということをテクノスマートや岡三証券は示しています。特に岡三証券のケースでは、発表により株価がPBR1倍まで上がれば別に自己株買いを行う必要すら無くなる訳で、費用対効果は極めて大きいとも感じます。

 私の保有株もPBR1倍未満株だらけですが、テクノスマートや岡三証券のような資本政策に追随することを期待したいですし、追随してくれそうな銘柄をさらに買っていこうと思う次第です。

 最後まで読んで下さってありがとうございました。