最注目指数の米国CPIは8.5%で市場予想を下回ったという事で、米国株は大きく上昇しました。ただし市場予想は8.7%だったので下回ったとはいえ僅か0.2ポイントであり依然として高いインフレ水準が続いているのですが…それでも株価が急上昇するのというのは、市場が上がりたがっているというのを強く感じます。まあそれもその筈で、何せ年初から約半年もの間かなり厳しい下落局面でしたから、そろそろ反転して欲しいと誰もが願うのは当然でしょう。ようやく期待される本格的な上昇局面に備えて、私も資金を準備しなければいけません。
円安期待銘柄については4633サカタインクス、6250やまびこ、6444サンデン、6393油研工業の４社が昨日の引け後に決算発表を迎えましたが、結果はあまり芳しいものではありませんでした。油研工業こそ一応小幅とはいえ上方修正を発表してくれましたが、残り３社は経常利益が会社予想に届きませんでした。各社為替差益こそたっぷりと計上しているものの肝心の本業が振るわなかったようで、決算直前に購入したサカタインクスは大幅減益、サンデンは赤字転落です。特にサカタインクスは明日かなり売られてしまうでしょう。円安期待銘柄に関してはここまでそれなりに好結果が続いていただけに残念でした。
明日は5184ニチリンの決算発表があり、これをもって私が今回購入した円安期待銘柄の決算は全て終了という事になります。終わり良ければ全て良しという訳でもないですが、最後の最後に好決算を期待したいです。
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