こんにちは、凛です。

 

自分の人生が虚しくて、ちっぽけで、苦しいので吐き出し。

 

 

元夫とは中学生で知り合ってから、青春時代をともに過ごし、両親や友達よりもずっと長く濃い時間を過ごしてきた。

 

高校、大学、そして社会人。

ディズニー、USJ、渋谷、新宿。

いろいろなところに遊びに行った。


大学時代に2人で海外に行ったのだけど

その時、空港までのバスに乗り過ごして笑い泣き

次のバスで行ってギリギリ間に合ったっけ。

あの時は焦ったなぁ…

 

そのあと結婚して子どもを授かった。

盛大な結婚式をして新婚旅行に行き、

マイホームを建てて、一緒に子育てをした。

 

私にとって、よくも悪くも、

自分と同じくらい大切で、大きな存在だった。

 

暴力や暴言、浮気、不倫。

嫌な思い出は死ぬほどある。

 

でもそれと同じくらい、もしくはそれ以上に楽しい思い出も共有して、幸せなこともいっぱいあった。

 

だからこそ、そんな大きな存在の人から裏切られ、捨てられ、今や連絡も取れない。

そのことがとても悲しい。

 

自分の人生の半分以上を一緒に過ごしたのに、

その思い出を語れる人がいなくなってしまったから。

 

街中で流れる懐かしい音楽、昔行った場所。

その時の匂い。

 

そういう日常のすべてに元夫を感じてしまう

 

「ねぇ、あの時こんなことがあったよね」

って話せる人はもういない。

 

もし隣に元夫がいたら、あの時の思い出を一緒に話せるのに。と思うことが最近たくさんあって、その度にすごく切ない。

 

過去を振り返ると、いつもそこには元夫が隣にいる。

 

過去の思い出は美しい。

今の元夫に未練があるかと聞かれたら、そういうわけではなくて。

 

だって私が好きだった人は、子どもの養育費すら払わず、逃げるように連絡をブロックするような人じゃなかったから。

 

自己愛性パーソナリティ障害の人間性を思うと逃げたのは正解だったはず真顔

 

でも、未練とは違う何かで元夫を懐かしむ気持ちは変わらないし、一緒に過ごした時間を忘れることもできない。

 

どんなに憎しみ合っても、

中学生から30歳を超えるまでともに過ごし、子どもまで授かった人。


元夫を否定することは、

私のこれまでの人生をも否定することになる。

 

彼は家族以上の存在だった。

 

でもそう思っているのはきっと私だけ。

 

元夫は、養育費を強制執行されたものの

普通に楽しく暮らして、仕事をして、実花さんとも付き合い続けている。

もしかしたらもう再婚しているかもしれない。

 

 

私には元夫のような大切な人はできないけど

元夫は私の代わりに実花さんという信頼できるパートナーをとっくに見つけて、前に進んでいるのだ。

 

それが、とてつもなく悲しい。

 

元夫とやり直したいとは思わない。私の好きだった人はもう死んだと思っているから。

 

でも本当に死んだわけじゃない、魂が死んだだけで肉体は残ってる。


だから別人格になってしまったとしても

一度は愛した大切な人。

その人から私と子どもたちは捨てられ、すでに新たな愛する人を見つけている元夫のことを思うと、たまらなく苦しい。

 

 

これは「未練」なの?

自分では未練だとは思わないのだけど、かといって未練以外になんと言っていいのかが分からない。

 

養育費を払わなくなった時、

「実花とも別れたよ。金がなくてどこにも行けないからね」と彼は言った。

 

でもそれは嘘だった。

最近SNSで新たに実花さんが作った仕事用のアカウントを相互フォローしていた。関係は続いているんだ。

 

こんなのをいまだにチェックしてしまうって、もはや執着なんだろうか。

自分でも分からない。SNSを見る頻度は減ったけれど、たまに思い出しては見てしまう。

 

そしてまだ実花さんと付き合っていることに落ち込む。

 

私が元夫とやり直したいのに!という落ち込みではないけれど、

私や子どもを捨てておいて好き勝手やっている元夫に対しての落ち込みや怒りの気持ちなのだろうか。

 

もちろんそういう気持ちも否定はしないけれど、、それだけじゃないように思う。

自分でも言語化ができず、もどかしい。

 

あまり理解されない気もするけれど、

例えば、小さいころに捨てられた子どもが、大きくなって親を探して会いたいと思う気持ちと似ているのかもしれない。

 

されたことは最低なのに、それでも自分にとっては大切な存在で生涯忘れることのできない存在。

恨む気持ちもあるし、怒りもある。

だけど、それだけじゃない。

 

うーん、やっぱりちょっと違うか絶望

 

 

結論、この気持ちが何なのかは分からないけれど、とにかく空しくて悲しくてつらい、ということだけ。

 

彼は私にとって

夫であり、恋人であり、子育てのパートナーであり、親友であり、大切な家族だった。

 

私のことを分かってくれて、過去にいろいろな思い出を共有していた人であることは間違いない。

 

離婚するということは、

ただ夫という存在を失うだけではない。

 

なんでも話せる親友も失うということ。

 

 

「なんでも話せて、心から信頼できる存在」がいる人が心底うらやましい。

私にはそういう人がいない。

昔は、いたのにね。

 

最後に自分の味方になってくれる人。

話を聞いてくれて一緒に考えてくれる。

そういう人が配偶者なんだと思う。

 

 

現夫と再婚したことも本当に後悔。

そのせいで私は新しい出会いや恋愛も簡単にはできないからね、人生後悔だらけ。

 

「子どもさえいなければ」

って100回以上考えたよ。


元夫が実花さんと楽しく付き合えているのだって、子どもを引き取っていないからなんだから。我が子のくせにね。

 

こんなことになるなら子どもなんて産みたくなかったけど、妊娠した時にこんな未来になるって全く予想できなかったから仕方がない。

 

毎日むなしくて後悔しかない人生だけど、せめて子どもたちが大きくなるまでは育てていかないと。

 

バカすぎて、ただただ空っぽ。


何かを変えたいけれど

そのために自分がどんな行動をしたらいいのかも分からない。


こんな自分の人生のために、子どもたちを振り回すこともできない。そんな勇気もない。



自分の精神的満足のために

今のそこそこ裕福な暮らしを手放して

子どもたちに貧乏な思いをさせるの?


何が正解なのだろう。