日本から行く子の中には3年がかりで計画して奨学金をもらったのに留学中止とか、
コースそのものの開校がなくってしまい、deferもさせてもらえず
また今年受験し直しになってしまった子もいると聞いています。
今頃イギリスへ出発していたであろうと思うと何だか切ないです。
去年の夏から始めたコザルの大学院受験準備、
本当に1年がかり、長かったです。
学校の課題だけでもアップアップしていたコザルにはとても負担だったこととおもいます。
受験するにあたっていくつかお役に立ちそうなことを書き留めておきたいと思います。
コザルの成績は想像以上に悪く、去年の夏の時点で2:1は絶望的でした。
各学校、エントリー条件がしっかりと明記されていますが
2:1以上と書かれている学校にももちろん出願しました。
①エントリー条件が2:1以上の学校
合否判定においては不合格は届くのがとても速いです(笑)
恐らく、PSに目を通すところまでも行っていないような速さでした。
感触としては2週間して何もこなければとりあえず目は通してもらえるな~と。
コザルも3月の時点でオファーはいただきましたが、条件は2:1でしたのでオファーを持っていても安心はできませんでした。
検証はできませんでしたが、エージェントさん曰く一応2:2しか取れなくてもOKにしてくれる学校もあるそうです。
オックスブリッジ以外は早いもの勝ちみたいなところがあるから、と聞きますが
トップ校に関してはどちらかというと早く出しても、数が集まるまで待ってから審査されたような感じがします。
②エントリー条件が2:2の学校
比較的早く1~3週間ほどに合格の返事がいただけました。
もちろんこの時点では2:2の条件付き合格です。
③トップ校ではないけれどエントリー条件が2:1の学校
先にアドミッションにメールしたところ
今の在籍校からだったら2:2でも合格出せるから是非出してね~と言われました。
こちらは検証できました。
結果は「2:2でどうぞ!」でしたので上位校からの進学は有利な面もあるかもしれません。
今回一番大変だったのが、コロナウイルスの影響で状況がガラッと変わってしまったことです。
3月の時点でほぼ、学校も決めていました。
ロンドンではなく田舎で寮生活。
そちらの環境の方がコザルには良いと思っていたので、
学校ランキングよりも勉強したいコースがあり同世代に囲まれてという生活を望んでいました。
学校再開の目途もたたない中、あらゆるセーフティネットを張りながら
①全学期、オンラインになった場合
②冬までオンラインだった場合
③オンラインと対面の混合
④選べる場合
このどれも想定しなくてはならず、ロンドン市内の学校も抑えておこうということになったのが5月くらいでしょうか。
帰国して、最後の試験が終わった後に改めて出願しなおすことになり
本当に予定通りいかず不安でした。
8月末くらいにコロナの感染状況と各学校の対応を並べて最終的に進学先を決めようということにしていましたが、
成績証明書は発行されず、合否も届いていない学校も有りで予定通りには進めなくて…
結果的には一番最後に出したロンドンの学校に決めることになりました。
そして今日、延期申請を提出したのでまたしばらく返事待ちとなります。
もし、コロナが落ち着きイギリスの田舎でキャンパスライフが望めるようならまた受け直しても良いかとも思います。
学校の試験を受けながらのコース選びでしたので、今年の方がじっくりと選べますしね。
去年は準備する余裕がありませんでしたが、来年の入学なら奨学金の申請もできます。
延期申請が受理されない場合は1学期目は完全オンラインなので、
渡英するまでに頑張って追いついていくしかありませんが、3食お母さん付きなのでなんとかなるかと思います(笑)
一部の学校は延期を認めなかったそうですが、コザルの学校は柔軟に対応していると聞いています。
もちろんみんなに延期されたら授業料も入ってこないですし
来年の枠も埋まってしまいますし、、学校にとっては負担だと思います。
長年継続してきたビザも今月末で切れてしまいます。
6年と3年で9年です。
本当はそのままMAに進んで、そこから2年のビザをもらえば永住権??と私はちょっと考えていたのですが
こんなに長く日本に帰っていたらどちらにしてもダメですね。
ま、これは大人の事情なので、、、
色々とありますが、まずは健康で家族そろって食べて寝られれば良しです!