結果的に言うと半年の恋に終止符が打たれました。
昨日のことです。
9月の後半に出会い、三ヶ月の期間を経てクリスマスの帰り際、駅のホームで想いを伝えて交際が始まりました。
僕の2人目の恋人だったんですよね、相手は僕が始めて。キスもセックスももちろん僕が初めて。
実はこの彼女とは携帯のサイトで出会ったんです。なんの気なしに交流を初めて、いつのまにか彼女のことが好きになっていった。
知り合ったときから彼女の性格はきついものでした。男に求める理想は果てしなく高く、そしてなににおいても完璧な人間でした。高校時代は生徒会長だったみたいです。
待ち合わせに二分遅れただけで半日気分が悪かったり、ね。
でもね、そんな彼女が、全てにおいて大好きだったんです。きつい一面も、理解し難い行動、言動も。
どこが好きか?って問われたら答えられません。自分でもどこが好きかわからなかったんです。
その「わからない」感情を「すべて」に置き換えてるだけなんです。
クリスマス当日、池袋のサンシャインに夜景を見に行って食事をして、悩みに悩んだネックレスをプレゼントして、帰り際の駅の改札付近で告白しました。
この一言のためにどれだけ緊張したか。彼女は微笑んで「ありがとう。よろしくね。ずっと待ってました」と。
人通りの多い改札付近にも関わらず僕らは手を取り合ってました。
交際がスタートしてからはそれはそれは幸せなものでした。
初めてのキスが秋葉原の深夜10時、改札付近でした。帰り際に抱き寄せ軽くキスをしました。
目をそらして照れ隠しをして、「もっとして」なんて言う彼女が愛おしくてたまりませんでした。
その後終電までキスをして幸せなひと時を過ごしました。
いつからだろう。彼女に僕の想いが伝わらなくなったのは。いや、初めからかもしれない。
そんなことをうすうす感じながらも3月16、17日と日光に彼女と初めての旅行に行った。
軽くほろ酔いな彼女と自然な形でセックスをしました。
初めての経験、相当怖かっただろう。僕はやさしく、やさしく彼女を包みこみました。ずっとキスをしてました。
この旅行で彼女との違和感は勘違いだったと思った。いや思いたかった僕の心が強制的に思わせた。
その後彼女の生理が遅れ、検査薬を使い陰性。もちろん避妊はしたし、安全日でもあった。初体験後の精神的な疲れと不安が彼女の生理を遅らせたのだろう。
彼女との絆、いや関係そのものが、まるで今まで蓄積してきたものが爆発するかのようにこの出来事で崩れ落ちた。
この出来事についてはあまりにも多くのものが複雑に絡みあっていた。
結果的に僕と彼女は別れた。おそらく僕は振られたのだろう。
僕の彼女に対する想いは彼女には伝わらなかった。なにか根本的なところから二人の関係はおかしかったのかもしれない。僕の彼女に必死に合わせようとする努力、それを性格的に拒絶、いや、受け入れることができない彼女。
お互い好きということは変わらなかった。しかし僕らはあまりにも根本的なところでズレを生じていた。それは僕らが意図的に変えることができない、努力しても絶対に変わらないもの。
たった一つの食い違いで別れてしまった僕ら。
最後は彼女は自分を責め、僕のことばかりを心配する。僕は彼女に今までの感謝の旨を伝える。
メールを打つ僕の手は小刻みに震え、大量の涙があふれ出てきた。
好きだけじゃだめなんだ。たとえ努力したって偽ったって僕と彼女は結ばれない。
彼女は高すぎた。僕が手の届かないところにすでに彼女はいた。うすうすと気づいてはいたんだ。
どうあがいても僕は彼女には届かない。どんな優れた人間になろうと彼女には届かない。
そう、僕は空を舞う鳥に必死に手を伸ばし続けていただけなのである。