~見える世界は新しい世界 


衝撃的な眼鏡屋さんで作った眼鏡をかけるとどんな風に見えるのか?

それは”躍動する世界、拡がってゆく世界”でした。
3Dのような・・と形容される方もいらっしゃいますが、まさにその通りで、
見える世界がまるで飛び出す絵本のよう活き活きとして見えるんです!
眼鏡をはずしてみると・・・う~ん、、のっぺり。
こんなに違うんだ!と驚きです。

外の景色を見て私がまず言った一言は「手に触れそう」です。
あほみたいでしょ?  笑
でもこんな命ある世界の中で私は生きているんだ!と喜びと興奮で身体はほてっていました。

いつもの道を通っていても、
「電信柱が手前にあって、その奥に次のがあって、そのまた奥に次のがあって、、」と、
電信柱が順々に並ぶ様子に思わず見入ります。
道がずーっと向こうまで続く様に見とれてしまいます。
私の知っている道も街並みもすっかり変わってしまいました!
そこに身を置いている・生きている。それだけでワクワクして嬉しいんです!
20数年この世界を生きてきたか、のっぺりした世界を生きてきたかで
意識しないところではあるけれど、培われる感性や世界観は随分と違うんだろうなと思いました。

またこれは前にも少し触れましたが、人の顔などが柔らかく見えるんです。
”見る”って起きて眼を開けている間ずっと情報が入ってきますが、
それがキツイものか、柔らかいものかでも受ける刺激は随分と違うでしょう。
悪口を言い続けた花は早く枯れるけど、良い言葉をかけ続けた花は長持ちするという実験がありますが、
同じようなことが眼からの情報でも置き換えられるのでは?と想像しています。

あともう一つ!
私は近頃本が全然読めなくなっていたんです。
読んでも読んでも文字が意味ある言葉として頭に入ってこないので、同じところを何度も読まなくてはいけません。そうして繰り返し読み返しているうちに寝てしまうんです。
もう私の頭はダメになったのかと本気で思っていました。
そのことを眼鏡屋さんに話すと、
「そりゃこの眼じゃ読めないだろうし、読まない方がいいね」と言われました。
私の眼は”視る”ことに精一杯の力を投じているので、
読み取った情報を脳に届ける作業までするともうヘトヘトだったんですね。
眼鏡をかけてみると、、、文字が吸い付くように眼で見え、頭に入ってきます。
これにもまたまたびっくりです。
眼で視る作業を最小限の力で行い、自分の能力を最大限に瞬時に発揮するということは、
スポーツ選手のトレーニングにも使われているそうです。

これら全て知らずにいた世界ばかりですが、
ほんっとに人間の機能・能力って面白いですね。

感動が二倍にも三倍にも広がってゆきます。


(つづく)



~眼鏡をかけて・・・身体の変化 ②~


眼鏡やさんは「眼は露出した脳。大脳の一部そのもの。」だとおっしゃっています。

これには深く納得です。
眼と上手に付き合えなくて病気になる方、また正しく合わされた眼鏡の使用で病気が治っ方。
どちらの事例もたくさんあるそうです。

私が眼鏡をかけ初めて眉間の奥に温かさや泡立つ感覚があったのは、

眼の周りの筋肉と共に脳が緩もうとする動きだったに違いないと考えています。

今までいくらリラックスしようとしてもケアをしても緊張を持った眼。

眼が緊張していると身体全体のリラックスができないんですよね。
なかなかいいところまではくるのに、、最後の砦に阻まれていました。
眼が緩むだけでこんなにも開放感があるんだ!という驚き。
自分の視線すら変わったように感じます。
子ども達を見る眼が「優しい母の眼差し」になったような。。
子ども達を見るだけで身も心もふっと緩む感覚。その入り口は眼だったんだなと感じました。
そしてやっと母親になれた安堵感まで得ることができました。

また、今までは長時間運転をすると眼を使うことで頭や神経がぐったりしていたのですが、
新しい眼鏡をかけているとそうした症状も出なくなりました。
眼は脳と切っても切れないつながりがあるのだと確認したのでした。


(つづく。次回はいよいよ見える世界についてです)
~眼鏡をかけて・・・身体の変化 ①~


新しい眼鏡は「薬だと思ってかけるように」と言われました。

それだけ私の眼は悲鳴をあげていたんですね。。
しかしながら私の場合は特に慣れるのには時間がかかると思うから少しずつ慣らすようにとも教えてもらいました。
慣れる過程で頭痛がする人気持ち悪くなったりする人もいるそうで、
中には嘔吐してしまう人もいるのだとか。

眼鏡やさんに行ってから8日目に眼鏡が宅急便で送られてきました。

とてもとても大切に丁寧に包まれています。

待ちに待った眼鏡ですし、もう吐く覚悟もしていました!

とにかくかけてみよう!ドキドキ・・・

かけ始めるとすぐに眉間の奥がほわ~っと温かくなります。

これはお店でも感じていたこと。
更にかけ続けていると、同じく眉間の奥がプツプツと泡立つような、温泉が湧いているような感覚。
本当に耳で聞こえそうなくらいプツプツいってるんです。
その日は日中出かけていて、夜に2時間ほどかけただけだったのですが、
翌朝眼鏡をかけるとやっぱりプツプツ・・・

でもお昼になり、ふと気がつくとプツプツは収まっていて、

ずーーーっと辛くて仕方なかった眼球の辛さが消えていることに「はっ!」と驚きました。
そしてなんと同時に肩こりも半減していたんです!

このどちらの変化も私にとってはもうすごくて!!!


そして私の眼鏡慣らしはこれにて終了したようです。

とても幸いなことに頭痛になることも気分が悪くなることもありませんでした。

(つづく)