ワールドカップは終わった。
選ばれし戦士たちはがんばった。

結果がすべて。
その意味では、クロアチアに対して選手たちは、よくやったと思う。PK戦は残念でした。

三笘のインタビューが印象的だった。あれぐらい悔しがっていて当然だろう。それに比べて吉田も長友も見ていて腹が立ったよ。自分らのミスを少しは認めたらどうなのか?

三笘や田中蒼らは正直な感想を述べていた。堂安は多少にごしていたけど感想を言っていた。

一番悪いのは森保監督と協会だね。なんで目の前の試合に全力を注げないのか?手抜き作戦のせいで選手たちが余計に疲弊し、パフォーマンスを発揮できなかったし、交代枠を全部使わなかった点も、相手をなめてる証拠だ。

マスコミも悪い。負けたあともドイツに勝ったとかスペインに勝ったとかの話ばかり。他国の国民が日本を評価しているとか、どうでもいいことばかり。

はっきり言わせてもらうが、日本の大手マスコミは野球以外のことは何も分かっていない。もっといえば野球すら分かっていない。

特定の選手だけがよくても勝てないのに、何年経ってもスター選手を祭り上げる報道ばかり。団体競技なのだから、それだけでは勝てないことは明白なのに、そこから抜け出せない。ネットが当たり前になっているのに、いつまででもスポンサーへの忖度。解説の元選手たちも今の商売やマスコミの仕事を考えて、真実を言わない。

だからテレビしか見ない層には本当の事がわからない。競技の経験者であれば疑問に思うような発言も気がつきようがないのである。

これはサッカーだけに限ったことではない。

野球の大谷がネタになると思えば、毎日毎日、大谷ばかり。バスケットで八村塁が目立てば、毎日毎日、八村ばかり。ラグビーワールドカップで目立てばまたラグビーばかり。日本のマスコミは、選手に対するリスペクトもなければ、競技の本質を説明することもしない。テレビの視聴率が年々下がるのは当たり前だろう。

今のままなら日本が優勝することは100%無理だろう。

本気で優勝するつもりがない監督にできるわけがないのだ。

スポンサーに忖度するばかりじゃなく、逆に説得するぐらいの関係者が現われないと、いつまで経っても良くならないだろう。

かつてプラティニが憂いたようにワールドカップは金まみれになった。オリンピックも似たようなものだ。

私の持論だが、マスコミはもっと厳しく言わないといけないと思う。選手たちは監督に逆らえないのだから、仕方がないとして、監督や協会に甘い顔しても何も進歩はない。

青臭いことを言うなと訝る御人も、おられるだろうが、もっと単純にシンプルに勝ちたいという目標を追いかけてはいけないのだろうか?小さい頃の夢だってそうじゃないのか?

何回か前の大会では、同じチーム内に、わざと相手を勝たせるために妙なプレーをする選手が男子にも女子にも存在したことがあるようだ。そういう八百長まがいの試合も、応援する側からしても、やるせないものだ。

代表人気が落ちてきたのは、そういったことに失望したということも、少なからずあると考えている。