8月22日<現実>
<現実日記>
8月22日(火曜日)
天候*晴れ
最近、
『はとバス』が観光ツアーで回るようなとこばかりですが、
こまめに外出しているせいか、なんだか顔色や体調が
いいような気がします。(首はいたいけど)
「麟さんって、お肌がすごくキレイじゃありません?」
などと女性から言われると、ニヘラとしてしまいます。
【女性必見・如月教授の『男の世界』】
第二回講義:男が言われて嬉しい文言
男なんざ、単純で愚かな生き物です(断言)。
女性から、ちょこっと口からでまかせの優しい言葉などを
囁かれると、一瞬で目が$マークハートマークです。
「自分に自信がにゃいニャン」と嘆く貴女、
なにもおそれることはありません。
思うさま男を手玉にお取りください。
ちなみに、教授であるワタクシが、
今まででグッときた女性からの言葉をいくつか。
(飲み屋で)「そんなに終電で帰らせたいの?」
(駅で)「アンタは今日、アタシに恥をかかせたんだよ」
(部屋で)「今日、ヒョウ柄のパンツなんです」
女性の方は、ぜひ参考になさってください。
男どもは、この台詞にまつわるドラマを想像して、ムハッとなりなさい。
さて、22日の僕の話。
夕方から、
急遽他の葬儀屋さんから助っ人を頼まれてしまい、
帰宅が22時近くになってしまいました。
帰り道のコンビニで、
半額になった花火セットと、ちょっと高いビール、
あとオクラのサラダなんかを買い込みました。
着替えて、とりあえずビールを半分飲んで、
バケツに水を入れて、部屋を暗くしてベランダへ。
両隣の部屋の電気が消えている、もしくはカーテンが
閉まっているのを確認して、点火用のロウソクに
火をつけます。
いよいよ「中野・小花火大会」のスタートです。
僕が買った花火は、
打ち上げ系のものが一切入っていなくて、
普通の手持ち花火と、線香花火のセット。
とりあえず、「シューティングスター」という、いかにもな
名前の手持ち花火に点火。
しかし、予想以上の煙と火薬臭に、あわててバケツの中に
花火を突っ込んで消火。
これはちょっとまずい。
僕の部屋は通りに面しているので、通行人に
勘違いされて通報とかされそう。
なので、
ちょっと寂しいけれど、線香花火だけをやることに。
「花火の撮影は難しい」
と、カメラマンの友人の父(??)から聞いていたので、
心して撮影に挑みます。
東京タワーからの夜景だってままならない僕としては、
かなり心配。
線香花火は8本あったので、シャッターチャンスは8回。
まず一本目の線香花火。
パシャリ。
なにこれ。
花火がパチパチし出す前に撮っちゃってるもん。
人魂だよこれじゃあ。
その後も、
花火の燃焼時間を見誤ったり、
クーラーの室外機からの風を受けて一瞬で玉が落ちてしまったり、
シャッターのタイミングが合わなかったりで、
人魂写真を五枚も量産。
チャンスはあと二回。
パシャリ。
どうです?
線香花火ってわかります?
とりあえず、なんとか花火っぽい写真が撮れてよかった。
8本中7本を撮影用に使ってしまったので、
最後の一本は自分用に使わせていただいて、
しんみり始まった花火大会は、
しんみり度合いを保ったまま終了しました。
線香花火しかできなかったけど、
火薬の匂いにまぎれて、
ほんの少し秋のかおりがする夜の風とか、
何日か前に比べて、クリアになった気がする空の感じとか、
「風物詩に触れる」という点では、なかなかよかったです。
でも、一番僕の心に残ったのは、
「マンションのベランダで、こっそり花火をする」という背徳感かも。
これが僕の住まいのベランダからの夜景。
矢印のあたりが、新宿都庁。わかりづらいー