8月20日<現実>後半 | P's diner

8月20日<現実>後半


<現実日記>後半


8月20日(日曜日)

天候*快晴 やや強い風



とても短い前半はこちら




行ってきましたよ!


僕が尊敬するとある方をして、

「金欲、性欲、物欲、食欲の四大欲求で満たされた町」

と言わしめた六本木へ。



「今更ヒルズに騒いでどうする」といった声を黙殺しつつ、

被害妄想満載の初ヒルズレポート。




午後6時過ぎに六本木に到着。


相変わらずの人種の多様性に、早くもトラウマの扉が開く僕。


これから住むかもしれない街にビビッているわけにもいかないと、

ぬるい風が吹きすさぶ中、伏し目がちに六本木ヒルズへ。




でけえ!

そしてこれが六本木ヒルズ!(の一部!)

でけえ。




あまりの高さに驚き、

ポカンと見上げていたら、突然首の筋を痛めるという

ハプニング(実話)がありながらも、やっぱり伏し目がちに

建物内へ進入。



軽くおなかがすいていたし、すでに変な汗を

かいていたので、ちょっとブレイクしようかと思って

あたりを見回してみると、



オサレな店、オサレな飲食店ばっかりで萎縮。

どうしてみんなオープンカフェっぽいんだろう。



僕が渡辺満里奈みたいな人だったらスムーズに

入れるんでしょうが、首を痛めた時点ですでに心が

折れている僕としては、どこも敷居が高い。



せめて、

椿屋珈琲店とか、牛丼太郎(超マイナー)ぐらいあればいいのに。



結局、そのへんに落ちていた石を口の中に入れながら

ウロウロ歩くこと10分。


「もう帰ろうかな」と思いはじめた僕の目に、とある看板が。



PM6:10

森美術館?


「彫刻の森美術館」の亜流か(大馬鹿)と思いつつ

開催内容を見ると「アフリカリミックス」という、アフリカンアーティストの

作品が見られるところらしい。


最近美術展に行っていないので、ものすごく惹かれる。

美術展だと、気取らずに楽しい時間が過ごせるし。


エレベーター内で、

「オチンチン!オチンチンまるだしー!」と連呼している、

花田少年史的な子供(五厘刈り)を、親が思いっきりひっぱたく様に

微笑みながら、地上52階へ。




アフリカリミックス

同時にやっていた「ピクサー展」にも強く惹かれたのですが、

とりあえず「アフリカリミックス」へ。


僕はどうしても主観的にモノを見てしまうので、

内容についてどうこう言うのもナンセンスですが、

ちょっとだけ感想。



何かを創りだすための理由(衝動)は、まさに人それぞれで、

創り手の数だけ理由があると思うけれど、

アフリカのアーティストの創作理由の根底は、


「人種問題」


これが圧倒的に多かった。


クー・クラックス・クランをモチーフにした作品が多数

見受けられたことからも、それはよくわかりました。


リアルに人種問題に直面したことがない僕が、

それらの作品に込められたメッセージを、100%受け取る

ことはできないのだけれど、


純粋に「作品」として、充分に美しかったです。

色使いにはずいぶんシビれさせてもらいました。


あと、作品タイトルにグッとくるものが多かった。


一番好きなタイトルは、

「一瞬思ったこと なんと恐ろしい猿だろう」


↑どんな絵だと思います?

気になった方は彫刻の森美術館へどうぞ。








さてさて、

忘れてはいませんよ。



住まい探し。


ちゃんと見てきました。



盆踊りやらなんやらで騒がしい地域を抜けると、

突然閑静でオサレな住宅ゾーンになりました。


広すぎてわかんねえっす

住宅(レジデンス)ゾーンの地図。

広すぎるし、よくわかんない言葉ばかり。


よくわかんないながらもウロウロ歩き回ります。

たまたまなのか、犬を連れた外国の方が多かったです。



家賃は月6万ぐらいかと思っていましたが、

建物の出来を見てみると、もうちょっと高そう。


8万ぐらいですかね。



そんなことを思っているうちに、すっかり暗くなってしまったし、

すれ違う外国の方の数が増えてきたため、そそくさと退散。


警備っぽい人があちこちにいるので、

怖くて建物の写真は撮れませんでした。





こうして僕の初ヒルズは終了。

思ったことは二つ。


「とても一日では回りきれないよ」

と、

「ヒルズはオサレだけど、ヒルズグッズはダサい」

でした。


あのマスコット(名前忘れ)はないでしょうよ。





きれいだったのよね

わかりにくいけど、展望台から見た東京タワー

とってもキレイでした。