8月7日<先取り> | P's diner

8月7日<先取り>


<先取り日記>

8月7日(月曜日)
天候*午前曇り 午後快晴


あたまがいたい。
これが俗に言う「二日酔い」というやつですか。

あたまがいたい。
ひらがなで書いた方がなんかしっくりきますね。


さすがに日本酒を八合も飲めば、誰だって
二日酔いになるというものです。


しかし、一人の社会人として、二日酔いだからといって
休んだり、仕事の手を抜くことは許されません。


全裸でグレープフルーツジュースを飲み干し、
全裸にパンツとズボンとシャツとサンダルを履いて出社。


基本的に白目になりながら仕事をこなし、
完全に白目になりながら帰宅の途につきました。


しかし、帰りの電車の中で、突然
「癒されたい」という欲求が持ち上がってきました。

いい歳してハメをはずして飲んだくれた惨めな男を
癒してくれるものは何か?



メイドだ!(ええええーーーーー!!)


今更のメイド喫茶。
時代遅れも甚だしい。

いやしかし、二日酔いのやさぐれたオヤジを優しく癒してくれるのは、
もはやメイドだけだと言っても良いだろう。



というわけで、普段ならヨドバシカメラ以外用はない秋葉原で
華麗に下車し、駅近くにあるメイド喫茶へ。


「たのもう!」と、猛々しく入店。
すると、


「おかえりなさいませご主人様ぁ」

ほんとだ!噂通りだ!
みんなメイドの格好してるんだ!
すげえ!足がハムのようだよ!


アイスコーヒー800円!?

おそらくペットボトル一本198円で
売ってるようなコーヒーなのにたけーーー!


でも仕方ないな。
その分メイドさんたちに癒してもらおうじゃないか。

周りの男たちは、軽快にメイドと話しているじゃないか。
「○○たん」って初めて生で聞いたよ。


負けてられるか。
俺だってメイドをお持ち帰りするぐらいの勢いで
話しかけてやる。



しかし、
人見知りで偏屈。
キャバクラの楽しさが1%もわからない僕です。

一切メイドとは話をせるわけもなく、店内でiPodを聴く始末。



結局「何しに来たんだよ」という顔をされながら退店。
帰宅。


心のやさぐれは、3割増になりましたとさ。