26日。

あんまり空が青いから、友人海ちゃんを誘って神社へ。

自分たちが揃うと、行くのは神社しかないだけですが、

 

 

 

 

 

千葉県香取市にある 側高神社。

 

 

 

 

 

ここには「梛の木」の巨木があり

風で落ちた葉があったので頂いてきました。

むしることはいけませんが、落ちていたので。

(落ちていた葉なので乾いていますが)

 

 

 

 

主脈がなく、この葉は分類は針葉樹となります。

これだけ幅広の葉で針葉樹というのは信じがたい。

(針葉樹とは、ほとんどが常緑樹で葉の形状が針状または鱗片状の樹のこと)

松、杉、モミみたいなのが針葉樹、と一般的に思います。

縦方向に引っ張っても裂けないことから、縁結びの木とされ、

古くは鏡の裏に入れれば会いたい人に会えるという俗説もあります。

 

 

 

 

ナギの葉や実は、ナギが海の凪(ナギ)に通じることから、

漁師や船乗りが航海の平穏を祈って持つとよいという言い伝えもあり、お守りとして

持つことも多いようです。

 

 

 

 

 

なぎ、と言えば巫女舞「浦安の舞」の歌詞が

 

 

天地の神にぞいのる朝なきの

 

 

海のことくに波たたぬ世を

 

 

最初の練習は、この歌を歌いながら舞いました。

当然、謡うのに夢中で、舞に集中できませんでした💦

 

 

 

 

なぎ、という言葉は

凪ぐ、静かに収まる、と解釈され、縁起のいい言葉として尊ばれます。

 

世の中は簡単に、動乱や動揺、不安という事態に満ちています。

 

 

 

 

この舞を舞う時、舞手は

この歌詞の願いが通じますように、と願いながら舞います。

 

 

 

「平和な世の中でありますように」という願いが込められた舞です。

舞うくらいで平和になるか、という考えも勿論あると思います。

ただ、自分に今すぐできること、はそう多くはありません。

そく、世界中の貧困を救えるほどの金銭はないし

(ビジネス仲間とともに子ども食堂を展開始めた程度です)

世界、國土の安泰安穏を祈ることならすぐに行動できます。

 

 

 

 

世界が平和でありますように。

自分だけ平和でもそんなんではどむならん。

自分は幸せだし、欲しいのは國土の安穏と世界の安泰。

 

 

 

 

生きていると言う事は、己の思いに沿うことなく

様々な事態に遭遇して 多くの人間は

<未舗装、がたがた道>のような路を歩んでいると思います。

自分は宗教やこの世の事象を勉強することで

どうすれば<なぎ>の心持で生きてゆけるのか、を考えてきました。

神道を信仰、実践している者でありますが

他の宗教も学びながら

一つの宗教にはない世界や、考えかたを同時にできるように努力続けます。

今すぐできるのは、自分の周囲に美味しいものを(自己満足かもしれない)提供することくらい。

神社に差し入れ持って行ったり(迷惑かもしれない)

近所の小さいお友達に手作りお菓子提供したり。

 

 

 

 

なぎの心持。