医療コミュでお世話になって居るナースが聞いてきた。

『夜勤で怖いもの』

 

 

 

 

 

 

 

 

急変

転倒

普段歩けない人が詰め所迄歩行してくる

普通に幽霊

 

 

 

 

 

 

 

 

『幽霊』と、普通に答えている人が多くて

夜間の病院ってそういう場所なんだ、と妙に納得した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勤め人だった時、病院勤務から転職してきた看護師がいて

そんな冗談など言うような性格ではないのに、語ったこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜勤の日、亡くなった患者さんがいて

ご遺体を運び出した後、部屋のかた付けは

明るくなってからにしよう、と思い(夜勤で二人だけだし) 

個室だったので鍵をかけ、そのカギは自分の胸の処に下げていた。

ひとり、詰め所にいた時、ナースコールが鳴り、どこ?と見ると

自分がカギをかけた、誰も入れない、患者さんが亡くなった部屋からだった。

コールを解除し、急いでその部屋へ走り

鍵を開け、室内へ。当然誰もいない。

 

 

 

 

 

 

ナースコールをぶちっとむしり取り、

また鍵をかけて詰め所に戻った。

その後、ナースコールはならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母親が大学病院に入院していた時。

洗濯物取りに行ったんだから、当然明るい時間。

詰め所の傍の部屋だった。

コールがなって居るのに、誰も相手しない。

結構長い時間、なって居た。

そのうち、一人の看護師がめんどくさそうにある部屋に小走りに行き

直ぐに戻ってきた。

そこは誰も入院患者がいないのを、たまたま手洗いに行こうとして横を通り

自分で見たところだった。

 

 

 

 

 

 

 

こういうミステリーが日常なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

愚息も泊まり勤務のある職場にいて

ある宿泊場所は、神社の境内にあるのだそうだ。

誰も気味悪がってそこに泊まる人はない。

そこに泊まってみた猛者は、夜中に寝台の上に座っている女性と遭遇したそうだ。

内側から施錠してある。

愚息もある場所で、夜中に老婆が自分を見ているのを目撃している。

 

もうみんな疲れてるから、そういうのを相手にしてらんないよ。

 

普通にいるものらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分も時により、夜間の神社の境内に入ることはある。

ムササビが飛んでいるくらいで、何かに遭ったことはない。

神社の表に、防犯灯もあるし。

慣れ、というものもある。

 

 

普通の方は、夜間の神社はいかないほうがいいですよ。

一日、色々な方が神社に<荷物を降ろしに来る>ので。

自分たちは、その下ろされた荷物の処理の仕方を知っていますが

<特別な力を得たい>なんてやって見えるかたもあります。

特別な力ではなく、他の方が置いて行ったものを

持って帰ってしまうかもしれませんから。