息子が時折いう言葉に

ふんわり心温められています。

幼児ではない、社会人ですが。

 

 

 

 

 

自宅付近に食肉工場があって、そこへ向かってゆくトラックを見て

「おかあさん、豚のちいさい頭が見えた」

私はなぜか、犯罪を息子に見つかった気分になって

「しょ、食肉工場へ行くんでしょう」

「そっか。。。。」

自分は毎日、どこかで命を失っている、野生の生き物たちのために

祈っている。どうか、天の国で楽しく生きられますようにと。

その祈りの中に、食肉工場で召される命に祈ることも

それから加わりました。

言われるまで、当たり前と受け止めていた自分の傲慢さを

気づかされました。

ごめんね。祈ってこなくて。

 

 

 

 

 

庭のさくらんぼの樹、

この花が咲くと間もなく桜が開花します。

 

 

 

 

 

 

一昨日のこと。

お弁当のおかずを買いにショッピングモールへ行ったら

「なんかいい匂いしてる」と見に言った息子が

「いかめしやさんが、小さい鍋を煮たてていてそれがすごくいい匂いしてる」

今はイカが高騰してしまい、めったにできなくなりましたが

それまでは、月に1~2回いか飯を家で作っていたので

完成品を見れば、元のイカの大きさが推察できる息子は

「あれだけ大きかったら、元のイカも大きかったと思うんで

あの値段なら安いと思う。

小鍋でコトコト煮ていて丁寧に作っていたよ」

そういって買ってくれました。

 

 

(これは本日私が買いに行って写してきたもの。

本日も仕事帰りに買いに行く、と張り切っていましたが

帰りが遅くなりそうだったので、母、買いに行き

おばちゃんに美味しさのコツを教えて貰いました)

 

 

 

 

こちらは一昨日の夕飯の図。

いかめしと、鶏塩うどん。ネギは庭のもの。ざっくりで失礼、な切り方です。

何も言わず黙々と食べて、汁まで全部飲み干していました。

まぁ美味しかった時の反応です。

 

 

 

 

何でもない会話が、ほっとする言葉を伝えてくれるたび

すごく貴重だなぁ、と思うだけのことなのですが

色々なものに、温かい目を向けてくれるのを感じるたびに

 

 

 

以前、ラジオで喋っていた時、かけさせていただいていた

下田逸郎さんのこの曲。

冒頭で曲名を紹介しているのは甲斐よしひろさん。

 

 

 

この曲もよく掛けさせていただきました。

 

 

 

 

ひとり、自分限定のほっと、ですが

世の中はあれこれと、世知辛い話題が多いなか

ちょっとhot、を手渡してくれる存在に感謝しながら

今日も私は4時起きしてお弁当を作って駅へ向かうのです。