娘のお相手は、福井県出身です。
遅ればせながら、お家へご挨拶に伺いました。
当地、太平洋沿岸部にほど近い立地です。
お相手は、日本海沿岸です。
日本列島を輪切りに移動することになります。
北陸新幹線に初めて乗りました。
上野駅で、新幹線連絡通路にある手洗いに入ったら
可愛いお土産見つけ！
緊張していた気持ちが和みました。
作ってくださる方、って凄いね、と良人と話し合いました。
普段は東京駅から東海道新幹線ばかり。
上野の新幹線通路もどんどん綺麗になってゆきます。
上野～金沢～富山～福井。
車でしか行ったことのなかった道行きを初めて鉄道で行きます。
駅までは、あちらのお父様が迎えに来てくださって
街中案内しながらお宅まで連れて行ってくださいました。
デリケートにはバリケード張っている西住ですが
やはり緊張しました。
お母ちゃんがバカなことして、娘の心証悪くするわけにはいかない。
今日は猫を被る。
お上品な母で行く、と決心。
最終的には、すっかりネコ脱ぎました。
お父様が、宿に送る前に、どこか見に行きましょう。
東尋坊ならほどないですよ、と言って下さり
「あのっ！！なら、神社に行きたいんです！！」
福井駅から遠くない範囲で探した神社があり
本当はバスで行くつもりだったのですが
家も泊る宿も、福井駅から思ったより離れていて
このチャンス逃したら、行けそうにない。
で、脱ぎました。
毛谷黒龍神社と申します。
どうしても行きたくてたまらない、と思った神社でした。
他の参拝者がさっさと昇殿していて、いいのか？と思っていたら
社務所閉めて、帰ろうとしていた神職さんと遭遇。
あれこれ、ちょっと話し
「あの、次回伺ったら御朱印戴かせてください」
「この人遠くから来てるんだから、対応してやってな」
お父様が言って下さり、時間外御朱印対応決定。
「待っている間、拝殿の天井絵をぜひ見てやってくださいな」
ああ、それで先ほど昇殿していた方があったんだ。
思わぬ昇殿がかない、拝殿で祈れることになりました。
本当は寝転んで見たかった天井画。
お父様も良人もおりましたが、もう人目など気にしていられない。
神前で正座して祈りを届けることが出来ました。
ネコ脱いじゃった・・・・・・(-_-;)
お父様が、自分は福井市内に住んでいるけど来たこと無かった神社やわ、
いいとこ教えてくれてありがとうな、と言って下さいました。
お父様も、地方で小さいお宮を護る家に生まれていて
神道の信仰が篤い方でした。
曇っていたので諦めていた夕陽を
宿の窓から見ること出来ました。
海に沈むのは見られなかったけれど
水鏡になった田んぼに映って綺麗でした。
十津川警部シリーズで見ていた、あわら湯のまち駅は綺麗に改装されてました。
近くにある足湯は、豪雪になっても入れそうなしっかりした作り。
列車まで時間があったので、のぼせるまで
入っていました。
お掃除のおばさんが、あれこれの豆知識を授けてくれました。
先週お祭りがあったの。だしの上に飾る人形は
床屋のおじさんと奥さんが長年作って来たのよ。
少し前に亡くなって今は息子さんが継いでいるの。
皆さん、頑張られているんだなあ。
お昼は、息子が教えてくれた＜ヨーロッパ軒のソースカツどん>
娘は初めて来て以来、福井にくる度食べているらしい。
こちら普通のカツどん。980円。
肉が脂身少なくて美味しかったです。
駅から遠いので、迷っている間にお腹が空いてよかったです。
駅へ戻る途中見かけた神社。
勿論寄りますね。
佐佳枝廼社（さかえのやしろ）と申します。
お祭りがあったばかりらしく、コンビニに至るまで
祭札が貼ってありました。
鳥居傍にあった、金属の灯篭。
社殿撮るのを忘れましたm(__)m
思いもかけない参拝が出来ました。
結局神社オタク全開の福井訪問となりました。
御飯は美味しいし（福井県はコシヒカリ発祥の地です）
お出しが、婚家もヨーロッパ軒も基本が同じ味をしていて
ちょっとこれは探ってみたい味です。
自分がこれまで知らなかった、出汁！と主張しない大人しい味。
ショック受けました、こんな味知らなかった、と。
娘のお相手には、私の味は濃かったかもしれない。
知らなかったとはいえ、悪いことをしました。
黙って全部食べてくれていました。
勉強することが沢山出来て、楽しみです。
福井の料理の出汁
福井の神社について
今回行った、全くご祭神に脈絡ない神社2社が どちらも同じ三つ葉葵紋だったこと
福井は面白いです。