本日、私の住む場所は

久しぶりの晴天になりました。

思わず美しい言葉が口を突くような 晴。

 

 

 

Cento di questi giorni!(チェント ディ クエスティ ジョルニ!)

 
 
 
この良き日をおめでとう、という意味のイタリア語です。
 
 
晴天の似合う春の日。
 
 
 
 
2日(土曜日)思いがけなく、遠方へ出ました。
良人から、千葉県銚子市まで送って欲しい、と急に頼まれました。
電車で行くと、延々3~4時間かかるそうで。
車なら、100数十キロ。
田舎者にすれば、ちょっと行くか、という距離です。
北海道になると『イオン 200キロ』みたいな看板が普通に立ちます。
うちのあたりで道を聞いて「ちっと(ちょっと)も行けば・・・・・・・」
と言われれば、その行き先まで1~2キロ位を意味します。
300メートルくらい走って、ない!と怒ってはいけません。
300メートルなら「すぐ、そこ」です。
 
 
 
 
丁度休みだった息子も誘い、久しぶりに銚子行きがかないました。
 
 
 
 
 
コロナ以前は、月に1~2度は伺っていた場所です。
移動自粛が出てから、行くことは控えました。
 
 
 
 
目をつぶって・・・・では見えませんが、それくらい通いなれた道程です。
 
 
 
あちらもこちらも、桜が美しい花を見せていて
世の中がどんなでも、自然はただ我が道を進んでいる、と実感します。
 
 
 
良人を目的地に下ろし、私達は
 
 
 
白幡神社
(この鳥居も、昭和14年だったか。。。。歴史ものでした)
 
 
摂社 出雲神社
歯が青銅の狛犬さん
願い主は「江戸」のかた・・・・・
 
 
小さな街角の神社ですが、さり気に奉納の日が「文化二年」とか
彫られている灯篭や奉納品たち。
文化は、1804年から1818年まで。200年前のお品です。
 
人が絶え間く訪れる場所で
しかもご近所のかた、という雰囲気の方ばかり。
愛されていますね。
 
 
 
人気海鮮店「鈴女(すずめ)」
銚子と言えばここ。
11時半開店で、11時には行列ができています。
 
カウンターに陣取り(この向こうで板さんがあれこれ作る)
半分しか写ってなかった・・・
右は「なめろう」キンキンに冷えたアジを目の前で叩いてくれる。左はイカフライ、右はホタテフライ
粗汁、これだけでおかずいらない量。
海鮮盛り合わせ。
欲張り過ぎました、二人で一つでよかったくらい。
良く見えませんが、お刺身はここに10種類入ってました。
ここに来るといつも同じ会話を交わします。
「頼み過ぎた」「もう入らない」・・・・・・おばかさんだね、と。
 
 
 
2年以上ぶりの鈴女ちゃん。
どこにもいかない間『鈴女行きたいね』と言っていたのですが
ひょんなことで行けました。
おじさんの板さんが代替わりしたようで
微妙に内容が変化してましたが美味しかった。
 
 
 
 
 
帰りに、お魚と野菜を買って食生活も満足。
銚子は、農業も盛んな場所です。
農学部行って、勤め人の時は農業課にも籍を置いた自分ですが
銚子市役所の農業担当になりたい、と思いましたもん。
潮風の吹く高台の場所は、野菜にいい条件がそろうのでしょう。
 
 
 
 
 
その、高台にある『渡海神社』という神社に参拝した時
宮司さんと顔を合わせ
「持ってく?」
と、兼業農家の宮司さんから でかいキャベツ
5個も頂いたこともありました。
ご祭神は 綿津見大神、猿田彦大神です。
私は、常にお腹すかしているような顔でもしているのか
どこへ行っても、どら焼き貰ったり、羊羹くれたり
キャベツにトマトにきゅうりも貰ったな。
神社仏閣に行くと、何かしか食べ物を頂くことが多いです。
食わせなきゃ、噛みつきそうな雰囲気でもあるのかも。
 
 
 
 
 
歴史の深い街 銚子。
探訪はじめたら、あちこちに色々な歴史が隠れています。
いつも、時間が足りない~、が結論。
いきたい神社もあちこちに隠れています。
今回は一社だけでしたが、一人で行くと
7~8社回れるのですが。欲張ってはいけないですね。
歴史の街銚子、ぜひおいでませ(観光協会の回し者ではありません)