本日は 今生天皇陛下 初めての天皇誕生日。

しかし コロナウィルス騒動の真っ最中という

これまた 有史の中でも珍事の事態。

一般参賀の取りやめ 本来は盛大にお祝いする日なのに。

 

 

今朝は助勤先のお宮に6時に出社。

6時半から 天皇誕生祭が神職だけで執り行われました。

 

 

國と 國體と 皇室と 國民のための祈り。

 

 

私は 浦安の舞を奉納させて頂きました。

 

 

神様と 陛下の為の舞。

 

 

だれが見ている わけでもなく

粛々と 神職だけで執り行う祭り。

これが 本来のまつり

いのり

 

陛下 お誕生日おめでとうございます。

 

 

(以下 妄想か現実かは各自にお任せいたします)

 

 

おまつりの後、心の中で 陛下に語り掛けてみました。

 

 

私「本日は 陛下の即位後の初の天皇誕生日となりますのに

参賀の場より ご祝福できないことが残念です」

 

 

すると 声が返って来たのです。間違うこともなく それは陛下の声で。

 

 

陛「その気持ちをありがたく思います。国民の思いと声は

直接でなくとも 私の心に届くのです」

 

 

私「私は、ごく普通の何でもない女性です、政治家でも企業家でもなく。

それでも 己の思いを 陛下にお向けしても許されるのでしょうか」

 

 

陛「あなたは國を思って下さる 國に住まい 國のために何かをしようと

してくださる、そして私に思いを向けて下さる、それ以上の何がありますか。

肩書も役職も何も関係はありません。日本國民であるというだけで

それは尊いことなのです」

 

 

私「陛下は このように意思を疎通させることがおできになる方

だったのですね。失礼ながら そのようなことは想定しておりませんでした」

 


陛「上皇陛下もなさっておられていたことだと思います。上皇陛下は私など

足元にも及べぬくらいの 国民への愛情をお持ちになられております。

私も人間ですから 一斉に全国民が語り掛けていらしても

応酬は難しいと思いますが 気持ちを込めて語りかけて下されば

可能な限り お応えしようと考えております。

様々な形態で、國民のみなさんと疎通を図ることもまた

 象徴としての 私の務めだと考えます」

 

 

私「誠にありがとうございます。この國の片隅から

いつも陛下のご健康と皇室の弥栄をお祈りさせて頂いております」

 

 

<会話>を終えてしばらく 脱力したようにぼ~っとしてしまいました。

陛下は暖かかった。お声も言葉も暖かかった。

皇太子時代 幾度か仕事で対応の一員として

末席に置いていただいたこともありますが

お近くでお姿を見せて頂くだけでも 陛下は暖かい方でした。

 

 

それはトンデモな話であり 何かに惑わされているんだよ、と

言われれば そこまでです。

しかし 陛下は一つお約束してくださいました。

それが叶う時 この経験は本物なのだと理解できるのでしょう。

 

 

神職として ひとりの国民として。

この國で 國の為に働いてゆこうという決意を

新たにした 天皇誕生日でした。