(電線が邪魔ですが(-_-;) 富士山)

 

7月27,28両日、富士吉田へ行ってきました。

台風6号の接近する、妙な天候の中

それでも高速道を河口湖で降りる頃は、薄晴でした。

なんかアヤシイ・・・と思いつつ車を進めると

ぽつりぽつりと雨粒が落ちて来て

あ、と思う間に、傘がいる程度に。

 

 

それが序曲。

 

程なくして、目の前が見えない程度の土砂降りになりました。

 

 

富士山は、ある場所は知っていても何も見えず

朝霧高原は午後でも濃霧

やたら人が歩いている、富士急ハイランド付近

(のちにロックフェス開催と知る)

北口本宮浅間神社は人が少なく落ち着いて参拝でき

吉田に来たらこれよね、と吉田うどんをすすっていれば

途中で停電になるし

まぁ、楽しいリゾートとは言えない模様に。

 

とにかく、汗と雨でぐしょぐしょになった身体を流そうと

宿でまず、お風呂に。

天然シャワーを浴び、シャンプーもって表に行けば

髪洗えるわ、という雨の様子を

ただ、灰白しか色の無くなった世界を

水のような気持ちで眺めていました。

不思議と焦燥もいらだちも浮かばない。

なるようになる、とだけ。

 

TVの、隅田川花火大会、の中継を見ながら

東京は花火出来て良かった、と思っていると

不意に近い場所で花火の音。

富士急ハイランドの方向に、10発ほどの花火が上がった処でした。

花火のステレオ効果。

 

 

夜半、うたた寝から目を覚まし、表を見ると

雨音は続いていました。

しかし、暗いのではっきりは判らないけれど、富士のシルエットが浮かび上がり

夏の富士と言えばこれ、の

登山者の明かりが列をなし、山頂へ向けて進んでいきます。

低い雲が無くなったという事は、明日は晴れる。

 

 

翌朝は、特上とはいえないものの、台風の後、にしては

上出来の晴に。

しかも、前日の雨の影響で、来訪者が少なめという好都合。

(市側としては損益ですが。ごめんなさい)

前夜の雨の為、一部道が崩落している場所もあったりして。

全て舗装のアスファルト、ではないからこその田舎道。

 

 

富士吉田と言えば、吉田うどん。

好き嫌いは分かれますが、硬めの麺も、必ず付いてくる茹でキャベツも、

本来は馬肉を使っていたという牛の甘煮も

なぜかどのうどん屋にいってもほぼある「きんぴらうどん」も

お約束の炊き込みご飯も、吉田うどんのお供、ごま油を利かせた

七味のような辛みも。

味は全体的に薄め。かといってだしを利かせました!どうぞ!

というわけでもない汁も。

全部盛り合わせて、それが吉田うどん。

 

 

圏央道が開通してから、渋滞等がなければ

2時間強ほどで行ける場所になった富士。

絶妙な富士日和。

月一回位は伺うので、時々お送りいたします。