私が実家に帰省をする時は、

大体、一泊二日が多いのだが、

今回は両親の様子をしっかりと見ておきたくて

少し長めの三泊四日にした。


この、一泊二日…理由がある。

夫がごねるのだ。


「俺の飯を作っておけ」だの、

「帰省するお金はどこから出るのだ?」だの、

しまいには、

「お前が留守の間に俺が死んだらどうするんだ」と言う。

んなもん、しらんがな。

陸の孤島でもあるまいし、

食べるものなんて近所のお店で買うなり食べるなりしてくださいな、面倒くさい。


結婚前、我が家に挨拶に来た時は、

「いつ帰省してもらっても構わないです」

なんて、言っていたのは、

どこのどいつだびっくりマーク


さて。

そんな夫の実家は私の実家から電車で1時間ほど遠くに行ったところにある。

そのため、今回は、

「久しぶりにあなたの両親にも会ってこようよ」と、提案し、

最終日に旦那は自宅から自分の実家に直行、

私は夫の乗ってくる特急列車に途中から乗って、車内で合流することになった。

「あなたの両親も大事に思ってるよ」アピールをして、この長期?の帰省を手に入れた。


最終日は金曜日。

本当は週末にかかるようにすれば、

私は実家の滞在日数も増やすことができたのだが、

いかんせん、

旦那の両親と同居している旦那の実姉と旦那がとにかく仲が悪い。

そのため、義姉の休みの週末では家に行くことができないので、

義姉がいない平日にいくことになったのだ。


10年ぶりに会う義両親は、

足腰の衰えはあるものの、

認知症になることもなく、

元気で笑顔で迎えてくれた。

元気でいてくれて、本当に嬉しいよ飛び出すハート

義母は、

私の乳がんの話を涙をこぼしながら聞いてくれた。


さて、旦那は…。

義母にすぐに実姉の悪口を言い始める。

15年以上前、顔を会わすこともないのに、

何故悪口が出てくるのだろう。

義母も、悪口は聞きたくない、と

ピシャリとシャットアウト。

そりゃそうだよね、

姉弟でいがみ合う姿なんて見たくない。


義両親と一緒に居る旦那は、

幼い子どものように遠慮がなく、

言いたいことを言って、

見ているこちらが不愉快になる態度だ。


…益々嫌いになる。


がん治療をしている私は、

そんな夫の世話にならざるを得ないわけで…

仕方ないのに、

そんな自分に腹が立つえーん