私の通っている病院の治療の流れは、

・採血

・看護師さんとのヒアリング

・診察、投薬

だ。

看護師さんとのヒアリングは医者の負担軽減のために、去年の12月から始まった。


私たち患者は、

投薬した当日から基本的に毎日、

体温と血圧(抗がん剤の副作用がある人のみ)、吐き気の有無や皮膚の状態などを、

チェックシートに書くことになっている。

勿論、その人なりの気になったことを書いてもOK。


そのチェックシートをもとに、

看護師さんと話をして、

「これは先生に対処してもらわなきゃね」ということをカルテに記載してもらう。

で、先生の負担を減らそうということらしい。


でも、私の主治医は、

「調子はどうですか?」と開口一番に聞いてくれるので、

結局、看護師さんに話した以上のことを話してしまって、

常に30分以上は予定より遅れているのだ(笑)


他の診療機関で、

カルテばかり見て、患者とあまり目を合わさない医者がいたこともあったけど、

そこはやはりね、人を診て欲しい。


今回は顔を見るなり、

「(痛み止の副作用で)眠いですか」

と聞かれ、

「待ちくたびれて眠いです」は棘が有りすぎるなと、

「休みの日は四時間くらい昼寝をしてますが、平日は大丈夫です」

と、なんだかトンチンカンな回答をしてしまった。


今、困ってる症状としては、

皮膚の赤身が広がってきて痒みが酷くなってきたこと、

夕方になると37度後半の微熱が出てくることを伝えた。


左胸表面の状態を診てもらって、

飲み薬は結構飲んでいるので、

痒み止めは強い塗り薬と弱めの塗り薬を使い分けることになった。

前回、遺伝子パネル検査用の検体を取った傷も順調に治ってるということで、

こちらも問題なし。


「先生!夕方、熱が出るのは何でですか?疲れ?それとも、癌のせい?」

と聞くと、苦笑いして、

「分かりません」という回答。

…先生から、分かりませんて言われるの新鮮(笑)

凄く潔いなぁと感動してしまった。

「ただ、熱が下がらなかったら電話をして来てください」とのこと。

癌が広範囲に広がってきたら発熱もありうるけど、私の場合は違うそうだ。

まぁ、何にせよ、下がらんかったら来るのね。

それがわかっただけでOKだわ照れ


この日も問題なく、抗がん剤投与OKだった。


化療センターにいって受付をしていると、

初めまして、の看護師さんから話しかけられた。