こんにちは。
Rinです!


今回はホールでの聞こえ方について書きます。


この時期だとコンクールがあったり、
これから冬、春にかけて定期演奏会があったりする方も
多いと思われます。


そんな時に
後ろにベルがあるホルンを
ホールにどう届けるか!


これは定期演奏会、コンクール関係なく
音を鳴らす上で聞こえさせることはとても大事なコト。




今回は2つのポイントをご紹介していきます。



1つ目は音量の基準をあげることです。


トランペットやトロンボーンみたいに直管系の楽器は
音がまっすぐ飛びます。



けど、ホルンは後ろ向きに音が出て
反響して音が聞こえますよね。



ということは直接聞こえるチームの人より
音を聞かせるまでの音の移動距離が長いわけです。



しかも、吹いた通りの音量が
そのまま反響して聞こえるならば
みんなと同じ音量の基準でも問題はありません。




が、例えばひな壇があって変な位置に反響したり、
反響板が遠くて広範囲に音が広がったりしたら
マトが大きくなってしまい、反響しなくなってしまいます。


この画像の赤い線
ホルンセクションとしてまとまって音が飛んでいる図。


青い線
マトが大きすぎてバラバラに音が飛んでいて
ちゃんと客席に音が聞こえない図。

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想像していただけたでしょうか?


赤が理想だけれども
青になってしまうことはよくあることです。



なので、個々での音量の基準をあげて
ホルンパート総体の音量の基準をあげていくことが大事です!



2つ目のポイントは、輪郭を出すこと。



これはただ、単純に音の始まりと終わり
(発音と切り)をはっきりさせることです。



そうすることにより、
ホルンが吹いてる、何を吹いてる、どういうリズムを吹いてる、ということを伝えやすくなります。



私の経験からいうと、
2つ目の方が早くできるようになります!



なぜなら、個人練で克服できる
課題になるからです。


どうしても、1つ目のパートの力が試されるものだと
パート練習の時間がカギになります。


それに、パート練習の質も問われます。


それに比べて2つ目は、個人練習の時間や
部活前や部活終わりの時間など毎日の少しの時間を
コツコツ積み重ねればできるようになるのです!



クラシックや吹奏楽アレンジでは
ホルンがなかなか目立つ曲が多かったりします。


その時に、何やってるかわからないホルンと
かっこよく聞こえるホルン、
あなたはどちらになりたいですか?



何やってるかわからない方は
吹いてないのと変わらない、居てもいないようなものです。


そんなの絶対に嫌ですよね!


しかし、1日10分個人練をしっかりやり積み重ねれば
あなたも上手なホルン吹きになれます!


これからのシーズン、演奏会の機会が増えることでしょう。


今やれば間に合います!


演奏会に向けて今より 
1つ上のランクに登ってみませんか?