瓶詰の秘密とアパテイア -9ページ目

瓶詰の秘密とアパテイア

卍王道スマホRPG卍

自分は長く語るのがあまり得意ではないのでは、と感じたのが最近の大きな出来事で、
普段から気づく機会はあるものをなかなか気づけずにいた様は、過去にトリシューラよりミストの方がフィニッシャーとして優秀だとか言われてた時のことを彷彿とさせます。いやちょっと違うかな。


女性声優になりたかった。

これはもう3年前から言い続けていることで、僕は言葉には言霊が宿るという言葉を信じています。
しかしいくら言霊が宿ったところで、言葉で性転換は可能なのでしょうか。今日も自分に問いかけます。
ディズニーランドに行けば女性声優になれるかもしれない。
その願いを叶えることが、たとえ初手でエクゾディアを揃えることより困難だったとしても、自分はできる限りのことをしよう。そう考えました。

しかし僕には大学受験という、大きくて明確な目標というのがあることも確かでした。
ならば、過去にディズニーランドで買ったお土産のキーホルダーでも身につければ女性声優に近づけるのではないか、と考えました。
ドクロバットジョーカーが制限になったのを受けてオッドアイズ魔術師にマジェスペクターを混ぜた時のようなフットワークでした。

そして、そのお土産を探すために部屋を片付けようと立ち上がりました。
しかしそこで僕が見つけたのは、ディズニーランドのキーホルダーでなければ、過去に葬り去ったマジエク帝のキーカードであるライフチェンジャー(¥20)でもありませんでした。

PS3専用ソフト「アイドルマスター2」

自分は何をしているんだ。と、初めて冷静になれた瞬間でした。
なぜ僕は女性声優に興味を持ち始めたのか。それは、このアイドルマスターというコンテンツがきっかけではなかったか。
僕は、ステージの上の彼女らの笑顔を、観客席から見て……その笑顔を見るのが好きだったのではないのか。

僕はどんな時でも、本当はすぐそばにあるものを見落としてしまうみたいだ。


結局、ディズニーのキーホルダーは見つからず、プトレマイオスも禁止になった日からどこへやったか分からなかったが、どこかすっきりとした気分だった。

そしていつも通りに、前髪を如月千早と同じ場所で分け、山本俊郎先生の参考書を開き、机に向かう。
今日はなんだか捗りそうだ、根拠もなく、そう感じていた。


……………………プロデューサーになりてぇなぁ…