突然だけど。
我が家にはたくさんの付箋がある。

大ちゃんが台本に貼り付けるのもあるんだけど。
実は、その役割はほんのちょこっとに過ぎない。

<お菓子にチョコレートを補充してくれた>
<朝起きたら暖房が入っていた>
<大好きな歌をダウンロードしてくれた>

だから何?
他人から見ればささいな出来事。

でも、生活時間帯のずれている俺たちにとっては大切なできごと。

いつからか、「嬉しかったできごと」をテーブル横のボードに貼り付けるようになった。
たぶん、きっかけは勉強に煮詰まった俺が、ふせんに落書きして貼ったのだと思う。

メールやラインでは伝わらないぬくもりのようなもの。
こまめに感謝の気持ちを伝えていても、開かないと目につかない。
ここに座ると目に入る二人分の思いやりが、心にじんわりとしみてくる。

だから、一人の時はここが指定席。

ふっかふかのソファよりも、ぬっくぬくのベッドよりも。
飾り気のない勉強机が落ち着く。

マグカップにたっぷりとカフェオレを淹れて、ふせんを眺める。
傷つくことも、落ち込むこともたくさんあるけれど。
このふせんたちを眺めていると、心が穏やかになってくる。


ケンカしたときはべりべりべりっ!!!と全部はがしてゴミ箱に捨ててやるとすっきりするって効果もあるんだけどね。


ボードがすっきりすると心もすっきりして、性懲りもなくまたふせんが増えてゆくんだから。
人間って不思議だ。



----------------------------

これも人権研修から(笑)
よかったこと。を新聞を発行して目にみえるカタチにする。って素敵ですね。
みたいな内容だったかと・・・。


確かに、その場、その場で「嬉しかったこと」はあってもすぐ忘れる。
自分のことも、他人のことも、目に見えるカタチになっていれば幸せな気持ちになれる。
反対にマイナスな言葉ばかり目に入ると、しんどくなるような気がするなあ。

会話は難しい。
やっぱりその時の感情で怒り散らし、傷つける暴言を吐いてしまう。

でも、書き文字って自分の中で消化しながら、考えながら書くからコントロールできる。

嫌な感情は消して、良き感情だけを形にする。

積み重ねていけば、良き感情しか残らない。
そうなると、いいなあ・・・。


あ。ちなみに我が家ではふせんは存在しません(笑)
ごちゃごちゃしているのは大っ嫌いなのでWW

でも、大まおさんならしてくれそうだなあ。と^-^