------------それからというもの。

もちろん、タバコはまだまだポケットに入っていたれど。

まおが一緒にいる時は、

たばこ一服の替わりにまおとのおはようのキスで目覚め。
食後の一服の替わりに、まおの煎れてくれたコーヒーとキスでほっと一息つき。
いらいらすることは・・・・・。まおと一緒にいればそれだけで癒されたし。
寝る前の精神安定剤の一服は、まおとのおやすみのキスに取って代わり。

まおと一緒にいれば、タバコの存在すらも忘れるような満ち足りた幸福な日々。


でも・・・・。

まおがいない時は・・・・・・・。


やっぱり、まだ手が伸びてしまう・・・・・かな??


でも、それも。

まおがやめて欲しいと望んでいるから。

俺の身体を心配してくれるから。

いつかは、きちんとけじめをつけて。


-----------よし!!

タバコがやめれたら、今度はプロポーズだ!!!

おお!!なんだかとってもやる気が沸いてきたああ!!!



・・・・・・・・・俺って、こんなに単純、だったかなあ・・・・??



なんて。禁煙宣言の、おはなし。