こんにちは、ホームページ改善アドバイザー 日向 凛です。
昨日、「中古ドメイン」の話題が出たので忘れないうちにズバリ書いておきます。
中古ドメインがSEOに良い、
とは言い切れません。
というのが私の見解です。なぜなら、
中古ドメインを使って検索順位が上がったという人以上に、
思ったような効果がなかったという人が多数いる
という発表がGoogle公式のYouTube番組でされているからです。
中古ドメインとは?
かつて誰かが運用していたドメインです。ドメイン年齢(ドメイン運用年数)が長いとSEOに効果があるとされているため、価値が上がって高い値段で取引されています。
ドメイン年齢がSEOで効果が出る理由
現在のGoogleは、専門性・権威性・信頼性(E-A-T)を大変重視しています。
ビジネスマンでも、新人よりベテランのほうが信頼されやすいと思います。
銀行も長い間取引していると与信枠が上がりますね。
それと同じで、ドメインも運用年数が長いと信頼度が上がるため上位表示されやすくなるのです。
中古ドメインなのにSEOで効果が出ない理由
どんなに長い間運用したドメインでも、過去にGoogleにペナルティをくらっていると、信頼性に傷がついて上位表示しづらくなります。
なお、事前にこれを確認することは大変困難です。
まとめ
ドメイン年齢はSEOに良い効果をもたらします。
しかし、信頼性に傷のある中古ドメインはその効果を発揮できません。
これを知らずに中古ドメインを使って成果を出せていない人が多数いるということです。
もっとも、Google検索で上位表示するための「ランキングシグナル」はドメイン年数だけではなく、他にもたくさんあります。SEOで上位表示しているのは、それらを総合した結果です。
中古ドメインにこだわると大ケガをしますので注意しましょう。