「若手で文章の上手なライターを紹介してください」。
この1週間で3人もの人に、そう頼まれた。
“文章の上手な”ライターは周りにたくさんいるけれど
“若手で”と、もう一つ注文がついてしまうと、思い浮かべるのが少し難しくなる。
制作会社で働く知人も言っていたが、
大阪にいるフリーランスライターの絶対数が減ったのかもしれない。
そもそも関西で作られる出版物は関東に比べてはるかに少なく、
20年前には多数あった編集プロダクションも随分と少なくなった。
必然的に、編集プロダクションで育ってフリーになる若手ライターも減ったのかもしれない。
そんな状況のなか、
大阪では絶対数が少なくなってしまったライターに仕事が集中している。
周りを見ても、中堅のライターはみな、忙しそうだ。
資格も学歴も不問、高価な機材も不要。必ずしも師匠につく必要もない。
参入のハードルはいたって低い。
しかし、生業として長く続けていくには、各種のスキルが求められる。
そこは他の専門職と一緒だ。
もとい。
若手ライター探しの話。
私がお付き合いのある唯一の若手ライターさん(26歳)に連絡をしてみたところ
「むっちゃくちゃ忙しいんです。5月下旬まで待ってもらえるなら」とのことで
話がまとまらず。
でも、ライターだけではなく、今は多くの業界で引く手あまたと聞く。
有効求人倍率も上昇中、
キタや天王寺の商業施設ではアルバイト人材の奪い合いというニュースもあった。
就職氷河期にぶちあたった世代の私には、ある意味羨ましい時代でもある。