原稿を書いたり手紙を書いたりするときに、
迷いなく、す~っと出てくる単語というのは、
日本語として存在する単語の中の何%ぐらいなんだろう。
30%? 20%?
いやいや、たった10%?
じつはわずか、3%ほど???
割合は分からないけれど、全体の中のほんの一部しかないのは確かなこと。
だからこそ、本や新聞、映画や音楽などで出合う言葉、
誰かに取材をしていて、その人の口から飛び出してきた言葉に
こんな表現、こんな言葉があるのか、と
日々、驚いたり、感心させられたりすることばかり
映画を観ている時でも、
時折、そのストーリーよりも、その表現や言葉に心を射抜かれ、
ついメモに手を伸ばしたくなってしまうことがある。
映画の世界に浸っていた感覚から突然に我に返ってしまい、
そしてまた映画の世界に戻るためにひと呼吸したり、一人でワタワタ。
何年もライターをしているのに、知らない言葉がいっぱいある――。
いまだに稚拙な表現しかできない――。
そんな、コンプレックスや強迫観念にも似た思いに、
いつもいつも包まれています
