桜 | 僕の歩く道、そして見えたもの

桜の木の下で
ふたり

気持ちが向かう先は違うまま
ふたり歩く

ぶつかり合う手が
結ばれることもなく
そして想いが
繋がることもなく

ふたり
舞い散る花びら浴びながら
ひとり
零れ落ちる涙拭わずに


笑って
このまま
歩いていく