こんばんは。
もの描きカウンセラー、りもです。
ブログを書くどころではないことが起こってました。
コロナ騒ぎも頭からとんでました。
(夫は79歳。軽い認知症です)
こういうことは前にもあったから GPS を持たせるようにしてるけど、今回は私より早起きして持たずに出て行ってしまいました。
それでも毎回次の日の朝には発見されるので、捜索願いだけは出して、今回も軽く考えていたら
3日たっても発見されず。
飲み水とトイレはどうしてるんだろう。
公園やコンビニをうまく見つけた見つけられただろうか。
でもこんなに音沙汰ないのは、人気の無い場所で動けなくなっているのかも。
そうだとしたら3日が限度…。
とても怖くなってしまいました。
二日目からはチラシを作って、手当たり次第周辺のコンビニを回りましたが誰も夫の姿を見た人はいなくて…。
3日目は必死で1日探し回り、住宅街でかくれんぼをしている子供たちにまでチラシを配りました。
日が暮れて夜になっても探したけど、真っ暗で何も見えないので諦めて帰りました。
正直、もうダメなのかもしれないと思いました。
家に帰ってなすすべもなく父親と電話しながら大泣きしました。
隣の広い部屋で夫と暮らしている猫も、私が扉を開けるたびに駆け寄ってくるのですが、その子を見るととても切なく不安になりました。
寂しくて寂しくてこの先はずっとこんな日が続いていくのかもしれない。
耐えられないと思いました 。
こんなにも、あの役には立たない迷惑かけ放題の夫の存在がわたしにとって大事だったのかと、思い知らされました。
気づくと洗い場がいっぱいでした。
私はすぐ洗い場に食器をためてしまうのですが、夫はマメなので気付くといつも片付けてくれていました。
(後で洗い直さなきゃいけないほどの洗い方ではありますが)
何も楽しくない。
何も手につかない。
家にいることがとても辛く感じられました。
寝る前に夫の写真を立てかけて強く強く念じました。
わたしのところに帰ってきて!
誰かに助けを求めて!
4日目、今日の朝3時に警察から電話が来て、交番の前をウロウロする夫を見つけましたと連絡がありました。
りも。