こんばんは
「初等教育ロイヤル」
東京公演、無事全公演終了しました。
ご出席いただいたたくさんのお客様、本当にありがとうございました。
6年生・橋本さん
再演に引き続き、2度目の橋本さんでした。
“橋本さん”という人は前回の感覚がしっかりと残っていたので、役作りには今回あまり苦戦は無く、
そこにキャストが変わり、細かなニュアンスや動きが新しくなったことで、新たな発見や挑戦も加わって、前回よりもパワーアップした姿をお見せすることが出来ていたなら、とても光栄です。
この物語はそれぞれの学年にドラマがあり、見てくださる方にも様々な捉え方の出来る作品だったと思います。
その中で、我々6年生のテーマは
“甘酸っぱい青春、愛に溢れたお互いを思いやる気持ち”
再演の時からそうですが、6年生の1番のファンは私だと自負しています。笑
その想いを、今回もとにかく詰め込みました。
阿部くん、井上くん、そして、池田くん。
橋本さんにとって、彼らはかけがえのない、誰よりも守りたい大切な人。
社会には、辛いこと、悲しいこと、曇ったレンズ越しに世界を閉じ込めてしまいたいくらい、見たくない現実がたくさんあります。
なぜ人は、傷つけ合うことを辞められないのでしょう。
きっとこの世からそんな現象を全て無くすことは不可能だとも思います。
だけど、人には人を幸せにすることも出来る。
大好きな、大切な、守りたい、相手を思い遣る気持ち。
社会のしがらみの中で、つい忘れてしまいがちなそんな想いを、6年生は思い出させてくれました。
今、この社会の中で必死に戦っている皆様を、私たちの姿で、少しでも幸せにすることが出来たなら。
このお仕事をしていて良かったなぁと思うばかりです。
…つらつらと語っていると終わりが無いのでこの辺で。
一旦終幕ですが、次の大阪公演へと繋ぎます。
またいつでも、会いに来てね。
P.S.
再演も含め、一度も当たったことのなかったヤッターメン。
千秋楽にして初めて、昼夜ともに、1箱に1つしか入っていないらしい“100円”の当たりを引きました。
そして、回想で池田くんが渡してくれて、最期に橋本さんが握りしめていたあのヤッターメン。
まさかの、当たりでした。
あまりにも引けないから、千秋楽で初めて引いたら嬉しいね、なんて話をしていたんです。
まさに、“思いやる気持ち”が招いてくれた奇跡でした。最高に6年生らしい千秋楽。
ちなみに、池田くんが「はい、当たり」って渡してくれていた蓋は、ゲネプロの50円当たり以外全部ハズレでした。笑
「本当に、どうしようもなくバカで、あほだけど。
なんでだろうな。
すっごく、カッコよかったよ。
ありがとう。」
橋本さんより