5月の第2日曜日は母の日でした。
その前日に作品を保育園や幼稚園、こども園から子どもさんが持ち帰って来たけれど、「こいのぼり」だったということはありませんでしたか?
そこには
「園側のそれぞれの家庭への配慮があったからかも知れない⁉」
ということをお話します。
実は最近では…
母の日と父の日を合わせた
「ファミリーデー」
を行事として行う保育園や幼稚園、こども園が増えているそうなんです。
それは、家族形態が多様化しており、子どもの家庭環境もそれぞれになっているからだそうてす。
ファミリーデーは「母の日」「父の日」とはっきりと分けず、身近な人に日ごろの感謝を伝える行事として行われます。保育参観と併せて行ったり、プレゼント製作をしたりと、園によっても実施の方法はさまざまです。
ファミリーデーのねらいは、
「自分を大切に育ててくれる人へ、感謝の気持ちを伝えること」
日々周りの人から受けている愛情に気付くことが重要で、子どもたちの心の成長にとってとても大切な機会となります。
ファミリーデーの行事では、事前に児童票を確認して子どもの家庭環境を把握したうえで、ひとり親家庭・一時的に離れて生活している家庭・祖父母と生活している家庭など、色々なケースを考えてそれぞれの子どもへの適切な言葉がけをし、ケースに合わせた丁寧な対応を考えられます。
ファミリーデーの活動を通して
「みんなが自分と同じではなく、いろいろな家庭がある!」
ということを子どもたちが知ることも大切なこととなるそうですよ