さてさて、本日はもう一つの醍醐味について書かせて頂きます。

これは些か私の個人的な主観が大きいので、共感を得られない方も多いかと思いますがとりあえず(^-^;

 

大手の会社にお勤めの方等は、ひょっとしたら出世する事(しいてはそれが社会的信用や名誉となる)の喜びを知っていると思いますが、

私のような自営畑の人間だと、中々そのような評価を頂く機会は少ないんですね。別に評価を貰う為に生きている訳ではないので、私個人としては大した問題ではないのですが、いかんせん世の中がそのような概念を植え付けられているようで、たまに憤りを覚える経験がありました。

 

例えばのエピソードをここで一つ。私はこれまで地域活動にも積極的に参加して参りました。いわゆる町会や商店会といった類のものです。

当然ボランティアですが、地域の信頼を得る為、私なりに精一杯尽くして来ました。それなりに充実感があり素晴らしい経験となってますが、たまに理不尽さ(不公平感)を感じる事があったのです。

そのような地域活動をされている方々は、大抵が地元出身の方々で、そして中でも中心となる方々は殆どが地主さんだったりするのです。

それ自体は別に構わないのですが、時々会話の中で、“それ”に重きをおくような発言を聞く訳です。例・「どちらのお宅?」「ああ、あの立派なお屋敷のおぼっちゃま?」的なやりとりです(^-^;どうやら土地(家)が大きければ立派、偉い、凄い等と思う風潮があるようで、

私のような地方出身で貧乏の出は些か劣等感や嫉妬もあって、「う~ん、、そこで判断されるのか~」なんて、ちょっとだけ悔しい時がありました、ま、ほんのちょっとだけだけどね(笑)

最初はどこの馬の骨とも分からない訳ですから(特に私はちょっと見た目も個性的なので笑)、地元で固められた集団の中で信頼を得る為に時間がかかりました。確かに、地元出身で地主の息子さんと比べたら、スタートはウサギと亀(私)みたいなもんです(笑)

 

もう大体結論が見えて来ましたが、要はここでもう一つの醍醐味が得られた、となる訳です。

私がビルを購入(しかもその地域にとって重要な立地)した事によって、周囲の目はガラリと変わりました。例・「ああ、あのビルのオーナーさん!?」 自己紹介するにしても、その肩書があるだけで一気に信頼を勝ち得ます。敬意を表する人もいます。ちょっと嬉しい反面、逆に何だかな~とも思いますが(^-^;人間て?いや日本人特有?いや世の中が?とにかく嬉しいやら呆れるやら複雑な所です。

ただ、たまに「二代目ですか?」と言われる事もちょいちょいあって、なるほどそう来たか!?ちょっと私が若く見えるせいもあるのかな(それ自体は嬉しいけど笑)、にしてもそれはそれでまた違った憤りを感じる羽目になった、元々の地主坊ちゃんと一緒にするな、ってね、ま、説明するのも面倒臭いので笑顔でごまかしてますが(笑)

ただ、何だかんだやはり単純に嬉しい気持ちは否めない!(我ながら何か矛盾してますが笑)

幼少時代、風呂も無いボロアパートに母親と二人で住んでいた時に、単純に大家さんて凄いな~と思っていた、同時にこの世の中の不条理を子供心に何となく感じていた。

風呂が無いだけでいじめられた、自分の部屋が無くて惨めだった。なけなしの生活費の中から毎月家賃を払う母親の背中を見て、いつか自分も大家になってやる!と心に決めた。

 

そんな訳で、私は単なる資産と収入を得ただけでなく、夢と名誉まで得る事が出来た訳です。

あの頃俺をいじめた奴らに見せてやりたいが、東京にはいないので残念(笑)

おの頃共に暮らした母親にも見せたかったが、この世にいないので残念(悔)

 

これが、私の推奨する不動産投資の理想形です。是非、皆様も意識して探してみて頂ければ幸いです(^^)