スピリットランド A・ファーニス 岩大路邦夫 コスモ21 2000-04-28 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一読して、これはリトリーバルの本だ!
と思いました。
そして、もう一度読み直して、これは自覚の本だ!
と思いました。
主人公はイタリア貴族のフランチェッツォ(中年?)です。
彼は、好き放題の人生を送っていましたが、
気がついたら殺されて墓に埋められていたのです。
生前の行いにより低次の霊界に落ちてしまいましたが、守護霊の導きと恋人の祈りにより、霊的に成長していく体験談です。
霊媒師が自動筆記した実話です。
普通のリトリーバルでは、生きている人間が未浄仏霊を救出しますが、フランチェッツォは死んで霊になって、自分より霊格の低い霊を救出することで自分の霊格を上げていきました。
これがリトリーバルに出てくるスピリチュアルガイドなのです。
先日も、ご依頼により、亡くなったご家族をあの世に見に行ったら、スピリチュアルガイドとして死んだばかりの方の救出に活躍されていました。
ブルース・モーエンが本に書いていることがやはり本当だとわかりました。
ただ、人間がリトリーバルする範囲は限られているようです。
高い次元のリトリーバルは無理みたいです。
それは高級霊のお仕事なのね。
霊界の描写が具体的でとても参考になります。
また、生きている時の考えや行動で、死んでからどの次元の霊界に行けるか決まるのです。
親切、思いやり、自覚の大切さを改めて思いました。
また、死んでからの努力で救われることも知り、安心しました。
死後世界に関心のある方におすすめです。
(ΘoΘ)
絶版になっているので、電子書籍をお読みくださいね。
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